「市販の白髪染めで髪が傷むのはなぜ?」
「市販の髪が傷む白髪染めと髪が痛まない白髪染めって何が違うの?」
こんにちは!一条隼人デス。
市販の白髪染めには、非常に強い薬剤が使用されているものがあり、髪が傷む原因になってしまいます。
しかし、髪と頭皮に優しい白髪染めも新しく発売されていますので、自分の肌質や髪質に合った白髪染めを選ぶことが大切ですよ。
この記事では、市販の白髪染めで髪が傷む原因と痛んだ髪の対処法、傷む白髪染めの見分け方を紹介します。
適切なヘアケアを行うことで美しいヘアスタイルを維持することができます。
白髪染めをしている人はぜひ知っておきましょう。
目次
市販の白髪染めで髪が傷む原因
最初は市販の白髪染めで髪の毛が傷む原因を紹介していきます。
髪が傷まない白髪染めを選ぶときの重要なポイントになりますので、ぜひ覚えておいてね。
1 髪が傷む市販の白髪染めを使っている
白髪染めには、非常に強い薬剤であるブリーチ剤がたくさん含まれています。
ブリーチ剤がたくさん配合されている白髪染めを使い続けることで、髪の毛がきしんだり、頭皮がかぶれたりといったトラブルが生じます。
さらにブリーチ剤が配合されている白髪染めには、ジアミンという成分も含まれています。
ジアミンは髪の毛をしっかりと染めるために有効な成分ですが、頭皮や髪が傷む原因になるアレルギー成分です。
ですから、髪が傷む白髪染めを使い続けることで、どんどん髪が痛んでしまいます。
髪の毛が傷む白髪染めを使用している人は特に注意しましょう。
2 毎回全体染めをしている
市販の白髪染めには、強い薬剤が使われていますので、全体染めを毎回すると髪が傷む原因になります。
全体染めをする頻度は、髪型や白髪の量によって個人差はありますが、できれば半年に1度程度にしておくと良いです。
しかし、白髪染めをして2週間から1ヶ月程度で根元が白く目立つ人もいると思います。
このような時は、髪の毛全体を染めることは避けて、気になる生え際のみを染める部分染め(リタッチ)がおすすめです。
特に髪が長い方は毎回全体染めをすることは避けましょう。
部分染め(リタッチ)を上手に使うと髪のダメージを軽減できますよ。
3 ヘアカラー用シャンプーを使用していない
白髪染めを行うと髪の毛がきしみやすくなったり頭皮に負担がかかってしまいますので、洗浄力がマイルドなアミノ酸が配合されているヘアカラー用のシャンプーを使用することが大切です。
ヘアカラー用のシャンプーを使用していないと、さらに髪が痛みやすくなりますので注意が必要です。
また、ヘアカラー用のシャンプーは白髪染めを長持ちさせる働きもあるため、色持ちを良くしたい方にもオススメです。
4 ヘアケアをしていない
白髪染めをして適切なヘアケアをしていないと髪が痛んでしまいますので、トリートメントや洗い流さないトリートメントを使用する必要があります。
トリートメントは、細い髪や太い髪によって分類されていますので、自分の髪質にあった製品を選ぶことも大切です。
髪だけではなく頭皮のケア用の育毛剤の使用もオススメです。
白髪染めをしている方はトリートメントや洗い流さないトリートメント、頭皮用の育毛剤など、総合的な頭皮ケアを実践しましょう。
5 白髪染めをする間隔が短い
白髪染めを行う間隔が短い場合は、髪や頭皮が傷む大きな原因になります。
頭皮のターンオーバーは約28日周期で行われますが、30歳をこえるとターンオーバーの周期が長くなってしまいます。
ですから、髪と頭皮を健康な状態に保ちながら白髪染めをするためには、最低でも1ヶ月は間隔を空けましょう。
頭皮の健康や髪への影響を考慮すると、肌質や毛質によって個人差はありますが1ヶ月半から2ヶ月以内で白髪染めを行うとベストですね。
白髪染めをする間隔が短いと、どうしても頭皮や髪の毛に負担がかかってしまいます。
白髪染めをする間隔を伸ばす方法を上手に使って、髪を痛めない工夫をしましょう。
髪が傷む時の対処法
ここからは白髪染めをしていて、髪の毛が痛んでしまったときの対処法を紹介します。
白髪染めをしていて髪の毛がバサバサになってしまった方におすすめです。
1 美容院で白髪染めをする
美容院で行う白髪染めは、市販の白髪染めを使って自分でするよりも、確実に髪が痛みにくいです。
美容院で行う白髪染めは必要なところに必要なお薬を塗るだけなので、毎月白髪染めをしても髪の毛にダメージは出にくいですよ。
また部分染めを上手に使いますので髪の毛にも負担が少ないですし、もし全体染めをする場合でも、ブリーチ効果のない髪の毛の痛まない白髪染めを使うことができますので、こちらも髪を痛めません。
また美容院で使用している白髪染めのお薬はオーガニック系のものが多いです。
自分で白髪染めをしていて、どうしても髪の毛のダメージが気になる方は、美容院で白髪染めをお願いしてみましょう。
2 トリートメントを使う
シャンプーの後にトリートメントを使用していますか?
できれば、毎月白髪染めをしている方は、洗い流さないトリートメントも使ってほしいですね。
トリートメントには髪の毛の補修効果がありますので、白髪染めで損傷した髪の毛を改善する効果があります。
また手触りも良くなるので色落ちもしにくくなりますし、色ムラもできにくくなりますよ。
3 髪が痛まない白髪染めを利用する
髪が痛まない白髪染めに変更する方法もオススメです。
ブリーチ効果のある白髪染めはどうしても髪の毛が痛んでしまいますので、髪の毛が痛まない白髪染めトリートメントなどに変更してみてはいかがでしょうか?
髪を明るく染める事はできませんが、痛んだ髪を改善するためにはオススメですよ。
市販の髪が痛まない白髪染めとは
ここで髪の毛が痛まない市販の白髪染めの種類を紹介しておきます。
1 白髪染めトリートメント
2 白髪染めシャンプー
このほかにも泡タイプの白髪染めでも、髪の毛が痛まないタイプがあります。
ただし見分け方が難しいです。
ここからは、髪の毛が痛まない白髪染めの見分け方も紹介しておきますね。
髪が痛まない白髪染めの見分け方
1 パッチテストをしなくても良い白髪染め
髪が痛まないだけではなく、アレルギー症状が心配な方におすすめの白髪染めは、パッチテストが不要な白髪染めです。
例えば、白髪染めヘアカラートリートメントは、パッチテストをしなくても使用することが可能です。
このような白髪染めは、国が指定するアレルギー成分が配合されていませんので、髪が痛まない上に敏感肌の方も安心して使用できます。
※参照 白髪染めパッチテストとの手順
2 自毛が明るく染まらない白髪染め
1剤と2剤を混ぜ合わせて作る製品は、自毛を明るく染めることができます。
しかし、このような製品には、ブリーチ剤が使用されていますので髪を痛めてしまいます。
ですから、髪を痛めないためにはブリーチ剤が含まれておらず、自毛が明るく染まらない白髪染めを使用することが大切です。
3 ツーンとした臭いがない白髪染め
ちょっと難しいですが、お薬の匂いを嗅いで、ツーンとする刺激臭のない白髪染めも髪を痛めない白髪染めです。
僕たち美容師は臭いを嗅ぐだけでわかりますが、一般の方はちょっと難しいかもしれませんね。。
一応、白髪染めのお薬の匂いを嗅いでみてください。
刺激臭がする場合は髪の毛を痛める白髪染めの場合が多いです。
4 カラーバリエーションが少ない白髪染め
カラーバリエーションが少ない白髪染めも、髪が痛まない白髪染めです。
5種類以下のカラーバリエーションの白髪染めの場合は、脱色効果がないので髪を痛めない白髪染めの場合が多いです。
6種類以上のカラーバリエーションがある場合は、脱色効果のある白髪染めの場合が多いので、カラーバリエーションの多さでも判断できると思いますよ。
まとめ
今回は、「市販の白髪染めで髪が傷む!」と言う人の悩みにお答えする記事の内容でした。
市販の白髪染めには髪が傷む商品と髪が痛まない商品があります。
自分に合う白髪染めの種類がわからない人は気軽に美容師にご相談くださいね。
以上、(市販の白髪染めで髪が傷む原因と傷む白髪染めの見分け方!)でした。