目は顔全体の印象を大きく左右します。
まつ毛がキレイでふさふさと長いだけで、目力は何倍にもアップしますよね。
それだけ、顔の中でもまつ毛は重要なパーツということがいえます。
ではキレイで長いまつ毛を手に入れるためにはどうしたらいいのでしょうか?
マツエクやつけまつ毛という方法もありますが、その場しのぎにすぎません。
ここでは、長くてキレイな自まつ毛を手に入れる方法をご紹介しましょう。
それに代わって注目されているのが、健康的な自まつ毛を手に入れるということ!では長くてキレイな自まつ毛を手に入れるには、どのような方法があるのでしょうか?
目次
まつ毛のサイクルを知っておこう
まつ毛にも髪の毛と同様、成長の毛周期があります。
まつ毛の毛周期は体に生える他の毛とは異なり、3~6カ月と短いのが特徴です。
つまりまつ毛はずっと伸び続けるわけではなく、3~6カ月のサイクルでどんどん生え変わっていくのです。
まつげの毛周期
まつげが生え変わる毛周期は発生期・成長期・退行期・休止期と呼ばれる4つの周期を繰り返しています。
発生期は、毛穴から新しいまつ毛が生えてくる時期です。
まつ毛はまだ毛穴の中に潜んでいる状態で見えていません。
成長期には、まつ毛は1日あたり0.1mm〜0.18mmほどのスピードで伸びていると言われています。
成長期にあるまつ毛は、全体のおよそ8割程度にあたります。
退行期は、まつ毛の成長は止まり、後は抜け落ちるのを待つだけの状態です。
言い換えてみれば、まつ毛がもっとも長い時期とも言えます。
休止期は毛根が次の毛が生える準備をしている段階です。
はじめの一歩は、まつ毛を抜かないこと!
目をこすった時やメイクを落とすときなど、何かの拍子にまつ毛が抜けてしまったと感じることもありますよね。
まつ毛はサイクルが短く、すぐに生えてくるとは言え、長く美しいまつ毛を手に入れようと思うと、今生えているまつ毛も大切にする必要があります。
そのために重要なのは、まつ毛を抜かないということです。
成長期にあるまつ毛は抜けにくいですが、退行期のまつ毛は比較的簡単に抜け落ちてしまいます。
まつ毛を長くきれいに見せるためには、一番長い状態であるこの退行期のまつ毛を1日でも長く留める必要があります。
ポイントメイク落としで優しくオフ
まつ毛が抜ける可能性があるのは、メイク落とし時です。
とくにまだマスカラが浮き上がっていないのにムリやり取ろうとすることで、まつ毛まで一緒に引っ張りぬいてしまうのです。
アイメイクはポイントメイク落としを優しくなじませ、力を入れずにするっととるようにしましょう。
マスカラが残ったからと言って、引っ張りながらとるのも厳禁です。
ビューラーは優しく、マスカラと併用しない
ビューラーを使っていてごそっとまつ毛が抜けた経験のある人もいるのではないでしょうか?
とくにマスカラをしてからビューラーをするとまつ毛がくっついて引っ張られてしまう可能性があります。
ビューラーは優しくまつ毛を引っ張りすぎないように注意しましょう。
目をこすらない
メイク落とし以外にも、目をごしごしと書いて刺激を与えることもまつ毛が抜けることに繋がります。
目をこすることで、今生えているまつ毛にダメージを与えます。
成長期にあるまつ毛は簡単には抜けませんが、まつ毛の見た目にとても重要な役割のある退行期のまつ毛は、ちょっとした刺激ですぐに抜け落ちてしまうのです。
また刺激を与えることで、毛根自体が弱ってしまう可能性もあります。
マツエクはしない
まつ毛をきれいに見せてくれる方法としてマツエクがあります。
これは、まつ毛を伸ばしたり増やしたりしているわけではなく、今あるまつ毛にマツエクをつけることでボリュームを出しています。
マツエクをつけることで、今ある自まつ毛に負担がかかってごっそりと抜けてしまう可能性があります。
またマツエクは取れてしまうと見た目に違和感が出るので、どうしても継続して行わなければなりません。
そうすることで常にまつ毛に負担がかかった状態になり、自まつ毛の減少につながるのです。
つけまつ毛をつける時は要注意
つけまつ毛をつける際、毛根部分に接着剤をつけてしまうと、毛根を塞ぎまつ毛にダメージがあるだけでなく、オフする際に健康なまつ毛も一緒に取ってしまう可能性があります。
つけまつ毛をつける際には場所に注意しましょう。
目元は顔の中でも皮膚のもっとも薄いデリケートな部分です。繰り返し刺激を与えることで皮膚が伸び、たるんだりしわができたりする可能性があるのです。
まつ毛のためだけでなく肌のためにも、目元にはできるだけ刺激を与えないようにしましょう。
血行を良くして健康なまつ毛を育てよう
まつ毛を増やす方法の一つとして、目元の血行を良くするということがあります。
血行を良くすることでまつ毛に栄養が行きわたり、少しでも早く健康なまつ毛が生えてくるのです。
目元のマッサージ
目元をマッサージする際には、力を入れすぎず優しく行うようにしましょう。
目元は皮膚が薄く弱いので、力を入れすぎると逆効果になってしまう可能性があります。
まぶたのむくみ解消や、小じわ対策、クマの予防に有効だと言われるまぶたのマッサージですが、同じくまつ毛の健康にも効果が期待できます。
目の下からまぶたの周りにかけて、指の腹で優しくマッサージをします。
この際オイルなどをつけて肌に摩擦のない状態で行うようにしましょう。
まぶたの上側は内側から外側に、したまぶたは外側から内側にかけて優しくくるくると円を描くようにマッサージします。
こうすることで血行が良くなるだけでなく、不要なリンパを流す効果があります。
同じく円を描きながら優しく指圧をしてくのも効果的です。
目元ギリギリから、目の周りの骨のくぼみにかけて少しずつエリアを広げて行いましょう。
目元の体操
目元の血行を良くするためには、手でマッサージをするだけでなく目の周りの筋肉を動かすことも効果的です。
方法としては、目を思いっきり開きます。
そして上・下・右・左、最後に一周、眼球を動かします。
最後に目をぎゅっと閉じましょう。
他にも、薄目を開けた状態で眉毛を動かしてみるなど、顔の筋肉を動かす体操も効果的です。
ただし顔をしかめた状態をあまり長く続けると皺の原因になることもあるので注意しましょう。
目の体操は目元に触れずにいつでもできるので、気が付いたときに取り入れてみてくださいね。
蒸しタオル
蒸しタオルで目元を温めることも、血行を良くしてくれます。
蒸しタオルは、水で濡らしてぎゅっと絞ったタオルをレンジで温めるだけで簡単に準備できます。
また少し温度の高めのお湯でタオルを絞るだけでもOKです。
蒸しタオルを優しく目元に乗せ、5分ほど温めましょう。
蒸しタオルはクマなどの目元の対策にも有効です。
時間のある時は、蒸しタオルと冷やしタオルを交互に行うことで、更に血行を良くする効果が高まります。
まつげのケアだけでなく、目のクマや疲れ目の解消にも効果的です。
血行をよくするのは、目元だけでなく肌全体、さらには体全体の美容にとても効果的です。
目元だけに注目するのではなく、入浴時に湯舟に使って体を温めるのもいいですね。
また適度な運動を取り入れることも、全身の血行改善につながります。
まつ毛専用美容液で栄養を外から届ける
まつ毛を増やす方法として、栄養をしっかりとまつ毛に届ける必要があります。
栄養をまつ毛に届けるために有効なのが、まつ毛専用美容液です。
まつ毛専用の美容液は、まつ毛の栄養を配合しており、毛根にたくさんの栄養を届けることでまつ毛が健康に太くなる効果が期待できます。
中にはキャピキシルやリデンシルといったまつげを育てる成分が含まれたものも販売されているので、そのようなものを選べば栄養面だけでなく「育毛」という観点からさらに高い効果が期待できます。
評価 | |
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POINT1 | まつ毛のボリュームが減ってきた方に効く! |
POINT2 | まつ毛エクステをされている方にも! |
POINT3 | 目尻のクマ、しわ、たるみ、むくみにお悩みの方にも効果的! |
評価 | |
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POINT1 | 3大美まつ毛成分配合 |
POINT2 | 防腐剤フリーで肌に優しい低刺激♪ |
POINT3 | 美まつ毛をキープする成分配合 |
評価 | |
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POINT1 | 育毛剤にも配合されているピロリジニルジアミノピリミジンオキシド配合で実感力が高い |
POINT2 | トリートメント効果があるから塗った瞬間から実感できる! |
POINT3 | 珍しい特殊構造のブラシで、今まで塗りにくかった下まつげや根元にも塗れる |
育毛剤を使うのはNG
口コミサイトなどを見ると、一部に毛髪用の育毛剤を目元に塗ればまつ毛が増えるといったものを見かけることがあります。
一見効果があるように思われる方法ですが、絶対にやめましょう。
育毛剤は頭皮用に作られているので、顔、中でも皮膚の薄い目元には刺激が強すぎます。
さまざまな肌トラブルを起した例も報告されています。
万が一目に入ってしまった場合には、目の病気やトラブルにつながる危険性もあるのです。。
中にはマスカラの下地としても併用できるものもあるので、自分に合ったものを探してみたらいいですね。他にもまつ毛にいい成分が含まれたアイラインなんかも売られています。
まつ毛を健康にする食事で、体の中からも栄養を!
健康なまつ毛を育てるには、外から補うだけでは不十分です。
しっかりと体の中から、栄養を届けられるように食事の内容にも気を遣いましょう。
食事から栄養を摂ることで、先ほどご紹介した血行を良くする対策の効果もさらに高まるのです。
まつ毛を健康にする食事
まつ毛を健康にするなら、たんぱく、ビタミンやミネラルを意識して食べるようにしましょう。
まつ毛を伸ばす薬もある
実は、まつ毛を伸ばす薬というのもあるのをご存知でしょうか?
まつ毛を伸ばす薬には、グラッシュビスタ、ラティース、ルミガンの3種類の成分があります。
まつ毛を伸ばす薬は市販されておらず、クリニックなどで診察を受けてから使用します。
個人差はあるようですが、1カ月程度の仕様でまつ毛が太くなってくる効果が感じられることが多いようです。
ルミガンは元々緑内障に使われていた薬で、毛髪用の育毛剤にも使用される成分です。
こちらも美容外科・美容皮膚科のクリニックで処方されています。
薬は自己判断での使用は厳禁
これらの薬は、インターネットなどで個人輸入のものを購入することも可能です。
またジェネリック医薬品の中には安価なものも売られていて、比較的簡単に手に入れる言ことができます。
ただしこれらは化粧品ではなくあくまで薬、医薬品なのです。
そのため自己判断で間違った使い方をすることで、副作用が出る可能性があります。
とくに目元はデリケートな部分であり、簡単に皮膚のかぶれが出ることもあります。
それだけでなく、薬が目に入ることで目自体にトラブルが起こる危険性もあるのです。
万が一、目にトラブルが発生しても、何の補償もしてくれないので絶対にやめましょう。
【番外】まつ毛を傷めないメイクの落とし方
最後にまつ毛を傷めないメイク落としの方法をご紹介しましょう。
メイクを落としたり洗顔をしたりする際に、まつ毛を意識しているかしていないかでは、まつ毛の抜ける量に大きな違いが出てくるのです。
まつ毛は、一般的には1日に3本程度は抜けるものです。
つまり1カ月だと両目で30~90本程度は自然と抜け落ちるのです。
ですがダメージや負担を受けたまつ毛は受けやすく、まつ毛の寿命が短くなることもあるのです。
そんなダメージの大きな原因がメイク落としです。
メイク落としを正しく行うことで、まつ毛が抜けるのを大幅に防いでくれます。
目元専用のメイク落としを活用
アイメイクをしているなら、必ず使いたいアイテムがポイントメイクアップリムーバーです。
とくにウォータープルーフタイプのマスカラを使用している場合には、必ず使うようにしましょう。
コットンと綿棒も準備します。
まずコットンにポイントメイクアップリムーバーを目の幅分出します。
綿棒にもポイントメイクアップリムーバーをつけて準備しましょう。
この際大切なのはポイントメイクアップリムーバーの量です。
少なすぎると十分にメイクを落とすことができませんが、逆に多すぎると目に入ってまったり液だれをしてしまいます。
押さえるとぎゅっと水分がにじみ出るくらいがオススメです。
コットンが分厚すぎると量が多くなりすぎてしまうので、薄目のものか、分厚いものは2枚に割いて使うといいですね。
まず1枚目のコットンを目の下にあてます。
そしてマスカラがついたまつ毛を上下のコットンで挟み込むように上の瞼に2枚目のコットンをのせましょう。
一般的に1枚のコットンだけをまつ毛の上からつけている人が多いと思います。
ですがこの方法では、まつ毛の裏側のマスカラが十分に取れにくいだけではなく、取れたマスカラがした瞼についてしまい、更にそれを取るために目元をこすってしまうことにつながるのです。
1~2分なじませた後、2枚のコットンで優しくまつ毛を挟み込むようにマスカラをオフします。
この際優しくの上にコットンをすべらせて、アイブロウやアイシャドーを落としていきます。
しっかりメイクで、一度で十分に落ちなかった場合にはもう一度新たなポイントメイクアップリムーバーをコットンに付けて再度行いましょう。
まつ毛についたマスカラがきっちり取れたら、ポイントメイクアップリムーバーをつけた綿棒でまつ毛の付け根に残ったアイメイクを優しくオフしていきます。
この際毛の流れに逆らわず根元から毛先に向かって優しく綿棒を動かすことでまつ毛へのダメージを最小限に抑えることができます。
まつ毛を引っ張りながらのメイク落としはNG
マスカラが落ちにくい、ちょっと残ってしまったからと言って、引っ張りながらのメイク落としは絶対にNGです。
マスカラは思っている以上にまつ毛にしっかりとくっついています。
この強さでまつ毛を引っ張ると、退行期にあるまつ毛は簡単に抜けてしまいます。
先ほども出てきたように、まつ毛は1日片目3本程度自然に抜けるものですが、このようにひっぱることで5本程度ごっそりと抜けてしまうこともあるのです。
まとめ
まつ毛は対策をしたからと言って1日で生えてくるものではありません。
ですがまつ毛は毛周期が他の毛に続けて短いので、毎日コツコツとケアを続けることで、早い人では1カ月程度、一般的には3カ月もたてば、効果を実感できるはずです。
自まつ毛がしっかりしていると、メイクが楽になるだけでなく、すっぴんにも自信が持てるようになりますよ。
そしてまつ毛をいたわることは、結果的に目元全体のケアにつながるのです。
今なにも対策をしていないなら、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
とくに目をこすったりまつ毛を引っ張ったりする癖がある人は要注意です。
まつ毛へのストレスを減らし、キレイで長い自まつ毛を手に入れましょう。