（このページは2018年4月15日に更新しました）
牽引性脱毛症をご存知ですか？
牽引性脱毛症は女性に多い脱毛症の症状なのですが、意外と牽引性脱毛症が知られていないのでびっくりしました。
牽引性脱毛症は原因を知る事で、症状の改善や薄毛も治すことができます。
女性薄毛の症状に多い牽引性脱毛症を勉強していきましょう。
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目次
牽引性脱毛症の原因
牽引性脱毛症とは、髪の毛を引っ張ることによって毛根に悪影響を及ぼし、抜け毛が増えて髪の毛が細くなり、地肌が薄くなる薄毛症状の事です。
ですから牽引性脱毛症の原因は髪の毛を引っ張りすぎていることです。
普通におろしている髪型の場合は、毛根に悪影響はありません。
しかし髪の毛を縛る時に引っ張りすぎることは、牽引性脱毛症の原因となります。
いちどくらい髪の毛を縛ったからといって牽引性脱毛症の症状にはなりませんが、毎日髪の毛を縛ったり、夜のお仕事のように髪の毛を毎日セットしている女性は、牽引性脱毛症の薄毛に注意が必要です。
ヘアセット以外の原因
ヘアセット以外にも毛根を傷つける行為があります。
以下にも気をつけてください。
ヘアアイロン
ヘアアイロンを使って毎日スタイリングしている方も、毛根を傷つける場合がありますので注意しましょう。
ヘアアイロンで髪の毛を強く引っ張ってしまうと、毛根に負担がかかり牽引性毛症になる可能性があります。
ヘアアイロンを使う場合は髪の毛を引っ張らないように注意しましょう。
エクステ
エクステは髪の毛の根元に人工毛を結びつける方法なので、毛根に負担がかかりやすいです。
実際にエクステをずっとつけている方で、髪の毛が薄くなった女性もたくさんいらっしゃいます。
エクステをしている女性は注意しましょう。
強いパーマ
強いパーマも毛根に負担がかかりやすいので注意が必要です。
ツイストパーマやスパイラルパーマは、髪の毛を強く引っ張ってパーマをかける工程なので、毛根にダメージが出やすいです。
太いロットでゆるくかけるパーマは、毛根に負担がかかりませんのでご安心下さい。
同じ分け目
ロングヘアの女性でいつも同じ分け目にしている方も、毛根に負担がかかりやすいです。
たまに分け目を変えるなどして、一定の髪の毛の毛根に負担がかからないように対処しましょう。
髪の毛の短い方は、同じ分け目でも毛根に負担はかかりませんので、分け目を気にする必要はあまりないと思います。
※美容院のお客様の話ですが、もみあげに白髪が多くなり気になっていたので抜いていたら、何ヶ月かしたら髪の毛が生えてこなくなったそうです。
無理に髪の毛を抜くことでも毛根に負担がかかります。
何度か髪の毛を抜いているともう二度と髪の毛は生えてこなくなります。
健康な髪の毛を無理に抜いていると、周りの髪の毛も徐々に細くなりますので注意してください。
牽引性脱毛症の特徴と症状
牽引性脱毛症は髪の毛が薄くなる場所に特徴があります。
以下のような特定の場所の薄毛が気になる女性は、牽引性毛症の可能性が高いです。
つむじが薄い
いつもアップスタイルやヘアセットをしている女性で、つむじ付近の髪が薄い症状の場合は、牽引性脱毛症の症状である場合が多いです。
もみあげの毛が細い
生え際やもみあげの髪が細い症状も、牽引性脱毛症の場合が多いです。
特に年配の方でロールブラシなどを使ってヘアセットするときに、髪を引っ張ってセットしている事が原因でよく起こります。
パーマをかけていてロールブラシでセットする際に、髪の毛を引っ張ることでも牽引性毛症の症状になります。
生え際などの髪の毛が薄いと感じる年配の女性は、牽引性脱毛症である場合が多いです。
前髪が薄い
女性の前髪が薄い症状も、牽引性脱毛症である場合が多いです。
ロールブラシやカラーなどを巻くときに、髪を強く引っ張る事でも毛根にダメージが出やすいです。
前髪をいつも上げてヘアセットしている女性も注意しましょう。
牽引性脱毛症は男性も注意
最近では男性も、牽引性脱毛症の薄毛の人が増えています。
ホストクラブで働く男性はヘアセットをする際に、逆毛を立てるヘアセットが流行っていて、毎日ヘアセットをしていることで薄毛の症状が出ている人も多いです。
その他にはビジュアル系のバンドで髪の毛をいつも立てていた男性も、牽引性脱毛症で髪の毛が薄くなっています。
X JAPANのボーカルTOSHIも、昔髪の毛を立てていましたが、現在ではそれが原因で髪の毛が薄くなっていたと本人も言っていました。
奇抜なヘアセットを毎日している男性も、牽引性脱毛症に注意してください。
牽引性脱毛症を治す改善方法
髪の毛を引っ張りすぎると毛根に負担がかかり髪の毛が薄くなりますので、出来る限り髪の毛を縛らずに、普通の下ろした髪型でいる事が大事です。
お仕事などでどうしても髪の毛をまとめなくてはいけない場合は、できる限りゆるく髪の毛を結んだり、毛根に負担がかからないようにセットするなど注意してください。
その他、牽引性脱毛症を治す方法には、育毛剤や頭皮マッサージなども効果的です。
牽引性脱毛症は男性ホルモンが原因の薄毛ではありませんので、AGAのお薬であるプロペシアはあまり改善効果がないと思われます。
※オススメ育毛剤
女性用 ミューノアージュ
女性の皮膚科医が考案した女性用育毛剤です。
頭皮の老化を予防する美容液と、抜け毛や薄毛を改善する育毛剤の2つに分かれた画期的な女性用育毛剤です。
髪の毛にハリコシを出して髪の毛を太くする効果が高いので人気です。
牽引性脱毛症の症状にも効果的な女性用育毛剤です。
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そのほかには、頭皮の血行を良くして毛根に栄養を送る、飲む育毛サプリメントも効果があると思います。
牽引性脱毛症でお悩みの女性は髪の毛の専門クリニックに治す方法をご相談いただき、適切な対処法を聞いてみることが最も効果的であると思います。
男性も髪の毛のクリニックで相談するといいと思います
薄毛の症状に合った最も効果的な、最新の薄毛を治す治療方法を教えてもらえますよ。
※オススメのクリニック
女性用 表参道ヘアクリニック
女性専用の髪の毛のクリニックです。
女性医師が常勤しているので、女性が相談しやすく人気があります。
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牽引性脱毛症は結髪ハゲとも呼ばれています
牽引性脱毛症は結髪ハゲとも呼ばれていて、昔からあった薄毛の症状です。
江戸時代などは男性も女性も髪の毛を1つに束ねていましたので、ほとんどの人が牽引性脱毛症で、頭頂部などの髪の毛が薄くなっていたと言われています。
牽引性脱毛症は遺伝が原因で起こる薄毛の症状ではありません。
毛根に負担をかけなければ予防できる薄毛の症状です。
牽引性脱毛症は年齢に関係なく起こる症状なので、若い男性や女性も結髪ハゲに注意しましょう。
まとめ
牽引性脱毛症を改善する為には、男性も女性も髪の毛を強く引っ張らないことが重要です。
髪の毛をまとめるときには髪の毛根に負担がかからないよう、優しく結びましょう。毎日髪の毛を強く縛っていると牽引性脱毛症になる確率も高まります。牽引性脱毛症を治すには普段はなるべく髪の毛を縛らないことです。ぜひ参考にしてみてください。
以上、（牽引性脱毛症の原因と治す方法！女性と男性の改善方法）でした。
