頭皮のかゆみに効く皮膚科で処方されるお薬を調べてみました。
皮膚科がおすすめする頭皮のかゆみ効くお薬とは?
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※今回は頭皮のかゆみに効く皮膚科で処方されるお薬を調べてみましたが、意外と市販で販売されているシャンプーや頭皮用化粧水、育毛剤などにも配合されているとわかりました。
頭皮のかゆみが気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
頭皮のかゆみに効く皮膚科で処方される薬!
・ ミコナゾール硝酸塩
ミコナゾール硝酸塩は、選択毒性の性質を利用して皮膚にはびこっている真菌の細胞膜を破壊する効果がある抗真菌薬で、皮膚科では脂漏性湿疹の治療に用いられています。
もし、頭皮のかゆみの原因が脂漏性湿疹によるものであれば、ミコナゾール硝酸塩がはいったローションが処方され、数日塗布しつづければ湿疹が消え、かゆみやフケもおさまっていくでしょう。
また、ミコナゾール硝酸塩はフケ防止用シャンプーの有効成分として用いられることもあります。
脂漏性湿疹の治療を受けるために何度も皮膚科に通ったことがあるのであれば、使用するシャンプーをミコナゾール硝酸塩配合の製品に変更するのも有効でしょう。
・ ジフェンヒドラミン塩酸塩
ジフェンヒドラミン塩酸塩は体内で生成されるアミン酸の一種で、毒素などで活性化されるヒスタミンを抑えます。
風邪薬や鼻炎薬などのアレルギー症状を緩和し鎮静化する作用があります。
頭皮においても健康を保ち、アレルギーにより引き起こされる炎症を抑制して、かゆみを改善させる効果があります。
私達が使っているシャンプーやトリートメントにも、このジフェンヒドラミン塩酸塩の成分が配合されています。
また頭皮の血行も促進する作用もあり育毛にも効果があります。
・クロタミトン
クロタミトンは痒み止めとして用いられる外用薬です。
粘膜を除いて全身のどこにでも塗布することができ、頭皮も例外ではありません。
即効性があるためつらい痒みが生じたときに塗ると速やかに痒みを止めることができます。
またダニが原因の疥癬の治療薬としても広く使われています。
クロタミトンは効果的でありながら作用は比較的やさしく副作用もないため、病院でも信頼できる薬として処方されやすい薬です。
使い方も1日数回、適量を患部に塗るだけと簡単です。
・ステロイド
頭皮のかゆみが治まらずに、長い間かきつづけてしまうと、余計に頭皮の状態が悪化してしまい、その分治りも遅くなってしまいます。
そのため、皮膚科に行って早めに相談をした方が良いです。
皮膚科では、ステロイド軟膏を処方されることがあります。
ステロイドはとても効果の高い治療薬ですが、その分副作用も出やすい薬です。
しかし、長期間治らずにいるよりは、短期間で集中して治してしまった方が良い場合もあります。
医師からの説明を聞き、用量や用法を守って使用するのであれば、大きな副作用の心配もありません。
頭皮のかゆみに効くミコナゾール硝酸塩配合シャンプーが、コラージュフルフルスカルプシャンプー
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コラージュフルフルスカルプシャンプーは、頭皮のかゆみに効くミコナゾール硝酸塩が配合されたシャンプーになります。
頭皮のかゆみを抑え、10種類の植物エキスによって、髪と頭皮に潤いを与えてくれます。
頭皮の環境が整うことによって、発毛も促進されますので、髪のボリュームが無くなってきた方などにも嬉しい効果が期待できますよ。
フケや乾燥も改善してくれますし、低刺激で頭皮や髪に優しい所も、魅力の1つになります。
頭皮のかゆみに効く成分!
お薬ではありませんが美容師がお勧めする頭皮に効く成分もあります。
お薬のように副作用の心配がない安全な成分なので安心して使用できますよ。
・ さくら葉エキス
動物、植物など命は、それぞれ自分を守る働きを持ち合わせています。笹の葉やさくらの葉などにお菓子を包む文化を見ても、昔から日本人はその殺菌などの作用を上手に活用して来たことが分かります。
清潔にしていても痒くなる、
頻繁に洗ってもにおいが気になるなど、トラブルを持っている方には、さくら葉エキスが頭皮を健康に保つことが期待されます。
※さくら葉エキス配合の頭皮用美容液【すこやか地肌】
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【重要】すこやか地肌を最安値で購入する方法!脂漏性皮膚炎にも効果有
すこやか地肌を購入する前にチェック!どんな症状の人に効果的なのか?
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・ グリチルリチン酸2K
頭皮のかゆみに効く成分として知られているものに、グリチルリチン酸2Kがありますが、これはマメ科の甘草から抽出した、グリチルリチンの誘導体のことです。
グリチルリチン誘導体は抗炎症作用や抗アレルギー作用を持つため、多くの育毛剤や化粧品に配合されています。
頭皮のかゆみや炎症は、皮脂の過剰分泌によるものや、シャンプーや整髪料の成分が合わずに、アレルギー反応が出たことなどによって起こります。
炎症やかゆみを放っておくと、抜け毛の原因になりますが、グリチルリチン酸2Kで抑えることが出来ます。
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・ ピロクトンオラミン
ピロクトンオラミンは薬用シャンプーの含有成分で、頭皮のかゆみを改善する働きがあります。
ピロクトンオラミンは育毛シャンプーにも配合されており、毛母細胞の成長を促進させることによって、育毛効果も期待できます。
ピロクトンオラミンが頭皮のかゆみの改善や育毛に良い理由は、優れた抗菌作用があるためです。
頭皮の細菌を殺菌することによって、頭皮の細菌が原因のかゆみやふけの解消に効果を発揮します。
また、頭皮の細菌を殺菌することによって頭皮環境の改善を図り、育毛を促進します。
・オゾン
オゾンの水溶液が頭皮のかゆみを抑えるのに用いられることがあるのは、殺菌作用と細胞賦活作用があるからです。
一般の薬剤による殺菌では、菌やウイルスの細胞の核を破壊しますが、オゾンの場合は細胞膜を破壊することによって、細胞そのものを溶解させてしまいます。
このため、薬剤をつかうときのように菌やウイルスに耐性ができることはありません。
細胞賦活作用とは、簡単にいえば皮膚の新陳代謝を高める作用のことで、古い頭部の皮膚が新しいものと入れ替わるスピードが早まるため、頭皮のかゆみを早くしずめることができます。
オゾンは副作用の心配がないところもオススメです。
※参考記事
頭皮の脂漏性皮膚炎を完治するには効かない薬よりもオゾンが効く
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まとめ
頭皮のかゆみが改善しない人は皮膚科で診察してもらってください。
頭皮のかゆみに効くお薬を処方して頂けますよ。
頭皮のかゆみは薄毛の原因にもなりますので早めの対処がおすすめです。
頭皮のかゆみが気になる人は参考にしてみてください。
以上、(頭皮のかゆみに効く皮膚科で処方される薬とは!)でした。