白髪染めには美容室で行う方法と自宅でセルフで行う方法があります。
セルフで行う場合は市販の白髪染めを使用します。
市販の白髪染めというと美容室で使用されている白髪染めカラーに比べて「品質が劣る」「効果が持続しない」「きれいに染まらない」「髪の毛や頭皮へのダメージがある」などのイメージを抱かれがちですが、そんなことはありません。
今はメーカーやブランドの研究開発が進んでおり、市販の白髪染めカラーのクオリティもどんどん高くなってきています。
白髪染め特有のニオイがなく良い香りがする、髪の毛や頭皮にやさしい、トリートメント効果がある。
そのほか、早く染まる、カラーバリエーションが豊富、効果が長持ちするなどの特徴を持つ白髪染めが種類豊富に揃っています。
美容室で白髪染めを行うよりも経済的ですし、いつでも好きなときに手軽に行うことができるという魅力もありますので利用している方も多いです。
今回は市販の白髪染めの塗り方や、きれいに早く染まる美容師おすすめのコツをご紹介いたします。
※今回の記事は、自宅で市販の白髪染めを使って白髪染めをしている人が増えていますので、髪の毛を痛めずに、きれいに白髪染めを染める事ができる白髪染めの塗り方を詳しくご紹介します。
目次
白髪染めの塗り方!
※自宅で白髪染めをするときに用意して欲しいもの
・カップ
・薬剤を塗るブラシ
・ビニール手袋
・ラップ
・ティッシュ
・黒タオル
・床に敷く新聞紙
・ヘアカラークロス
道具の購入はこちらのお店で全部揃います。
1 白髪染めを塗る前にすること
・イヤリングやピアスを外して耳にラップをかける
・シャンプーは前日に済ましておく(白髪染めの前にシャンプーはしないこと!)
・汚れても問題のない服を着る
・床に新聞紙を敷く
2 白髪染めを塗る順番
白髪染めを塗る順番ですが、最も簡単な方法は白髪の目立つ部分から塗る方法です。
生え際や根本の白髪や分け目の白髪が気になる方は、まずは自分の気になる部分から白髪染めを塗っていきましょう。
3 塗り方
塗り方についてですが、白髪染めクリームを髪の毛にたっぷりとなじませることが重要なポイントとなります。
クリームは伸ばし過ぎずに、白髪に置くような感覚でなじませましょう。
クリームの容量が多めの白髪染めを選ぶということもポイントとなります。
ロングヘアの人や髪の毛の量が多い人は、クリームの量が足りなくならないように注意しましょう。
白髪が目立つ生え際は、クリームと髪の毛の根元を密着させるようになじませることが大切です。
白髪の目立つところにはお薬をしっかりと使いましょう。
4 きれいに早く染めるコツ
きれいに早く染めるためのコツについてですが、ラップで覆うのがおすすめです。
ラップを大きめにカットして毛先までしっかりと覆うことで保湿効果がアップし、効果的かつ効率的に早くきれいに白髪を染めることができます。
その状態で説明書通りにしばらく放置して、髪の毛にしっかりとクリームを浸透させます。
白髪染めの途中で櫛で髪の毛を溶かす行為は絶対に避けて下さい。
色ムラを作ってしまいますよ。
5 放置時間の後にする事
放置時間が来てもすぐにシャンプーをしてはいけません。
放置時間が来たら酸化をして色素定着をしっかりと行いましょう。
酸化とは空気中の酸素と白髪染めカラーの薬剤をしっかりと化学変化させる方法です。
べったりとお薬をつけた状態では空気中にある酸素との酸化が不十分なので、軽く櫛で髪の毛を梳かし、空気中の酸素と白髪染めカラーをなじませてあげることが必要です。
美容院で白髪染めの放置時間後に行っている行為が酸化です。
髪の毛全体を空気中の酸素に触れさせ、薬の反応を促す方法です。
自宅で行う白髪染めの場合も、放置時間が来たら酸化を行いましょう
6 乳化してシャンプー
酸化して5分程度時間を置き、ぬるま湯で白髪染めカラーを流します。
その際に、白髪染めのお薬に水分を加え、地肌にになじませるような感覚でゆっくりと揉みほぐしながら行う乳化がおすすめです。
乳化することにより頭皮に付着した白髪染めカラーを確実に落とすことができます。
また乳化は、ムラをなくす効果やカラーを長持ちさせる効果などが期待できます。
その後シャンプーをしますが、カラーを長持ちさせる効果があるシャンプーやコンディショナーやトリートメントを使用すると、髪色の美しさをキープさせることができます。
自宅で白髪染めをしている人はシャンプー選びも重要ですよ。
7 シャンプーの後
シャンプー後はタオルドライをしてしっかりと髪の毛を乾かしましょう。
髪の毛を濡れたまま放置してしまうとダメージにつながってしまうからです。
洗い流さないトリートメントをつけて、髪の毛のphを弱酸性に戻すことも白髪染めを長持ちさせるポイントです。
美容師がお勧めする白髪染めの塗り方やきれいに早く染まるコツをマスターする事で、髪の毛のダメージも最小限に抑えることができます。
白髪染めを自宅でセルフでしている方は、ぜひ覚えておいてください。
美容師がやっている白髪染めがきれいに早く染まるコツ!
美容院で美容師がやっている、白髪染めがきれいに早く染まるコツがあります。
きれいに白髪が染まらない方は、取り入れてみてください。
・生え際はティッシュで抑える
生え際や分け目など白髪の目立つところは、白髪染めカラーを塗った後にティッシュでおさえておくときれいに早く白髪が染まります。
生え際の髪の毛は立ち上がりやすく白髪染めが染まりにくい場合があります。
白髪染めカラーを塗った後にティッシュでおさえて、さらに上から白髪染めカラーを塗りましょう。
生え際の白髪がきれいに染まる方法です。
・白髪の多い所には薬をたっぷりと
白髪の多い場所には白髪染めカラーのお薬をたっぷりとつけることで、きれいに早く染まります。
生え際や分け目など、ご自身の気になる白髪の多いポイントには、お薬をたっぷりとお使いください。
・白髪染めの薬をつけた後は櫛で髪の毛を梳かさない。
白髪染めのお薬はアルカリ性のため、髪の毛を膨潤させてしまいます。
アルカリ性の髪の毛を櫛でとかしてしまうと、髪の毛にダメージが出てしまいます。
白髪染めのお薬を髪の毛に付けた後は櫛で梳かすことを避けて下さい。
櫛で髪を梳かすと白髪も染まりにくくなりますよ。
・洗浄力がマイルドなシャンプーを使う
白髪染めをしている方はシャンプーの洗浄力にも注意してください。
洗浄力の強いシャンプーで毎日シャンプーすると、どんどん髪色が明るく退色してしまいます。
白髪染めカラーをしている方は洗浄力がマイルドなアミノ酸シャンプーをご使用ください。きれいな髪色を維持する方法です。
まとめ
白髪染めは塗り方によっても髪の毛にダメージが出ますので注意が必要です。
自宅で白髪染めをしている方は、カットの時に美容師に白髪染めの塗り方を教えてもらってください。
間違った塗り方は髪の毛だけではなく頭皮にもダメージを与えます。
正しい塗り方で白髪染めを行いましょう。
以上、(白髪染めの塗り方!きれいに早く染まる美容師お勧めのコツ)でした。