白髪を染める方法と言えば、白髪染めとヘアマニキュアがあります。
いずれも髪を染めるためのアイテムですが、中身は別物ですから特徴を確認してみましょう。
※今回のブログはお客様にもよく質問される、白髪染めとヘアマニキュアの違いについてです。
白髪染めとヘアマニキュアの違いがわからない方はぜひ参考にしてみてください。
白髪染めの特徴
まず一般的に白髪染めと呼ばれているものは、酸化染毛剤とも呼ばれている白髪染めですが、酸化剤の作用によって髪を脱色し、そこに染料を入れることによって髪を染めることができます。
酸化染毛剤の白髪染めのメリットは、しっかりと髪を染める効果を実感できることです。
メラニン色素を脱色をすることで髪の内部にも色が入りやすくなりますので、白髪をはじめ髪全体をキレイに染められます。
せっかく染めたにも関わらず、ちゃんと白髪に色が入っていなかったり、ムラがあったりするのが気になる方には酸化染毛剤の白髪染めを美容室でもオススメしています。
とにかく白髪をキレイに染めたいという時には、酸化染毛剤の白髪染めが適しています。
髪色が長持ちするのも酸化染毛剤の白髪染めの特徴です。
酸化染毛剤の白髪染めは深部から染まり、色を定着させることができますから、髪色を長く維持することが可能です。
ヘアケアや髪質にもよりますが、1回染めると大体2ヶ月くらいは染まった状態が維持されますので、こまめに染める必要がありません。
髪が伸びてくるとどうしても白髪の境目が目立ってきてしまいますが、そういった時でも部分染めによって簡単に対策をすることも可能です。
ですから定期的に染めるようにすることで、白髪を殆ど目立たないように維持していくこともできます。
ヘアマニキュアの特徴
続いてヘアマニキュアについてですが、こちらは酸性染毛料であり脱色をしないのが大きな特徴です。
表面と内部の浅いところに優しく色を入れていくことができます。
ヘアマニキュアのメリットは何と言っても髪への負担になりにくいことです。
脱色をする白髪染めと比較をすると髪への負担が小さいですから、髪のダメージの心配が殆どありません。
特に白髪染めは定期的に行うものでもありますので、その度にダメージになるのはやはり心配です。
ヘアマニキュアなら安心安全な白髪対策ができるため、白髪をどうにかしたいものの、髪のダメージも心配という方には美容院でもヘアマニキュアをオススメしています。
なお、ヘアマニキュアにはトリートメント効果に期待ができるタイプもあります。
髪の表面をコーティングをして艶やかに見せたり、手触りを良くする効果もあるため、白髪対策をしながらキレイな髪を手に入れることができるのです。
このように白髪染めとヘアマニキュアには特徴的な違いがありますが、どちらもそれぞれの良さを持っています。
ですからどっちの方が良いとは一概には言えませんので、どのように染めたいのかを踏まえて選択することが大切です。
白髪染めとヘアマニキュアで迷っている方はぜひ美容師にご相談下さいね。
※関連記事
市販のヘアマニキュアで白髪染めをする時のメリットとデメリット!
白髪染めとヘアマニキュアの違いのまとめ
・白髪染めは髪を脱色するのでダメージが出る
・ヘアマニキュアは脱色をしないので繰り返し使用しても髪にダメージが出ない
・白髪染めは脱色して髪を染めるので明るめの白髪染めができる
・ヘアマニキュアは脱色できないので明るい白髪染めには適さない
・白髪染めはアルカリ性でアレルギー物質を含んでいるため頭皮にも悪影響がある
・ヘアマニキュアは頭皮にお薬をつけないため頭皮にも優しい
※白髪染めとヘアマニキュアの1番の違いは、髪の毛にダメージがある物と無い物!ということをお客様に説明しています。
髪や頭皮にダメージのな無い白髪染めを探している方にはヘアマニキュアがお勧めです。
酸化染毛剤の白髪染めは塗り方も難しいので、白髪染めをする時はぜひ美容院をご利用下さい。
白髪染めヘアカラーとヘアマニキュア!どっちが黒染めにオススメ?
加齢によって頭髪に白髪が目立つようになってしまうと、一気に老けた印象になってしまうため出来るだけ綺麗な髪色を維持するためにも白髪染めを行う女性が増えてきています。
白髪染めにはヘアカラーとヘアマニキュアがあり、初めて利用する方などはどちらを利用すれば良いのか悩んでしまう場合も少なくありません。
まず白髪染めヘアカラーは、髪の中までカラーリング剤を浸透させることでシャンプーなどをしても一切落ちないので、綺麗な髪色を長期間維持することが出来ます。
ただ薬剤が強いのでヘアダメージを与えてしまう可能性があります。
ヘアマニキュアはヘアカラーとは違って、髪の周りをコーティングすることで髪色を変えることが出来ます。
ヘアカラーのように髪へのダメージが少ないので髪の痛みを気にする方にオススメです。
しかしコーティングは剥がれやすいので、長期間カラーを維持することが出来ないデメリットがあるので、自分の希望に合わせて白髪染めを利用する必要があります。
美容院でお客様に、白髪染めや黒染めに白髪染めとヘアマニキュアのどちらがオススメか?と質問された場合は、仕上がりのイメージをお聞きして決める場合が多いです。
敏感肌で頭皮が弱く髪の毛にダメージを与えたくない方には、ヘアマニキュアをオススメしますし、白髪染めや黒染めを長く維持したい方には、酸化染毛剤の黒染めヘアカラーをオススメします。
白髪染めや黒染めに、どのお薬が適しているかを判断する事は大変難しいことです。
黒染めや白髪染めをするときには沢山のヘアカラーの種類がありますので、お薬の種類で迷った時は気軽に美容師にご相談下さい。
まとめ
白髪染めとヘアマニキュアの違いは美容院でもよくお客様に質問されます。
白髪染めのお薬の種類もたくさんありますので、よくわからないためだと思います。
このほかにも白髪染めのお薬はたくさんありますので、白髪染めのお薬の違いがわからない場合は気軽にご相談ください。
以上、(白髪染めとヘアマニキュアの違いとは?)でした。
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