ルプルプヘアカラートリートメントは特定の使用方法や髪の状態などによって色が入りづらいケースがあります。
また本品を使って白髪を早く染めたい場合は、後で紹介する染色成分が髪に浸透しやすくなる方法を試してみましょう。
こんにちは!美容師の一条隼人です。今回は、ルプルプヘアカラートリートメントで白髪が染まらない原因と早く染まる方法について紹介します。
ルプルプヘアカラートリートメントに興味のある方はぜひご覧ください。
※参考記事
【徹底比較】市販の白髪染めトリートメントランキング19選!正しい選び方と使い方
白髪が染まらない評判のカラートリートメント3選!よく染まると口コミの3選も紹介
目次
ルプルプヘアカラートリートメントで白髪が染まらない6つの原因
ルプルプヘアカラートリートメントは少しずつ白髪を目立たなくさせるヘアカラートリートメントです。
本品を使っていて白髪が染まらない原因は主に以下の6つです。
わかりやすく紹介しますね。
1. 白髪の染め始めに3回(3日間)連続で使用していない
ルプルプヘアカラートリートメントは髪を脱色しながら染色するヘアカラーの白髪染めではなく、脱色成分を配合していないヘアカラートリートメントです。
そのため取扱説明書では染める回数を重ねるごとに色が定着すると書かれており、染め始めに3回(3日間)連続で使用することが推奨されています。
毛量や髪の長さ・太さといった個人差がありますが、初回で十分に色が入るケースは少ないとされています。
そのため染め始めはルプルプヘアカラートリートメントを3回(3日間)連続で使用し、白髪が気になる箇所に色を定着させましょう。
初めて使う人は3回(3日間)連続で使用しましょう。
2. 髪が濡れた状態で使用している
ルプルプは取扱説明書にて乾いた髪に使用することを推奨しています。
そのためシャンプー後など髪が濡れた状態で使用すると色が十分に浸透せず、綺麗に染まらないケースは少なくありません。
染め始めは濡れた髪よりも乾いた髪のほうが色を吸収しやすく、髪に水分が多く含まれていると染料が薄まるとされています。
洗髪後など髪が濡れている状態でルプルプを使用することは避け、タオルやドライヤーを使って十分に乾かしてから塗布しましょう。
髪の毛の乾いている状態で使ってください。
3. 染める範囲に対して塗布量が不足している
白髪を染める範囲に対して、ルプルプヘアカラートリートメントを手に取る量が少なすぎる場合、染料が髪になじまず綺麗に染められません。
取扱説明書では生え際や頭頂部など部分染めのケースは適量で使用し、髪全体を染める際は以下が目安とされています。
- ショート:ゴルフボール大3個分(約30g)
- セミロング:ゴルフボール大5個分(約50g)
染める範囲に対してルプルプヘアカラートリートメントの量が不足していると、染料が髪になじまず白髪に色が入らないことがあります。
また髪全体を覆うようになじませなくては綺麗に染まらないため、毛量が多いケースやロングヘアの人で全体を染める場合は、塗布量が不足しがちです。
ケチらずに、ヘアカラートリートメントをたっぷりと使うと綺麗に染まりやすいです。
4. 塗布後に放置する時間が短い
ヘアカラートリートメントの染料は一定時間をかけて髪の奥に浸透します。
取扱説明書ではルプルプヘアカラートリートメントを髪に塗布してから、20〜30分放置するように示されていますが、放置する時間が短いと色が髪の深部へ浸透しません。
白髪を染める箇所にルプルプヘアカラートリートメントを塗布して、完全になじんだ状態から時間を計測し、放置中は極力髪に触れないように注意しましょう。
20分では色が十分に浸透していない可能性があるため、30分放置してから洗髪したほうが染まりやすいとされています。
白髪が染まりにくい人は、30分放置してください。
5. 白髪染めをするときの室温が低い
白髪染めをするときの温度は20〜30度が最適とされています。
ヘアカラートリートメントに含まれている染料は温度が低いと髪への浸透力が落ちる性質です。
そのため冬季など室温が低いときにルプルプヘアカラートリートメントを髪に塗布すると、染まりが悪くなることがあります。
美容院でカラーを入れてもらう際、カラー剤を塗布した後にスチーマーで頭部を温めるプロセスは、上記の理由から染料の浸透力を高めるためです。
温度が低い環境でルプルプヘアカラートリートメントを使うときは、暖房などで部屋の温度を高め、塗布後に一定時間放置する際も室温を20〜30度にキープしましょう。
室温の暖かい場所で使用すると染まりやすいです。
6. 髪に付着したシリコンの影響
シリコン入りのシャンプーを使っていた事はありませんか?
シリコンは髪の表面に付着して髪の毛をサラサラにしてくれますが、白髪染めやヘアカラーをする際に、染まりにくくなる場合があります。
シリコンシャンプーを使っていたことがある方は注意してください。
シリコンの落とし方
シリコンはノンシリコンシャンプーで1週間程度シャンプーすれば、ほとんどの場合は落ちると言われています。
ノンシリコンシャンプーを1週間使ってもシリコンが落ちない場合は、シリコン除去シャンプーを使用すると、すぐにシリコンを落とすことができますよ。
水溶性では無いシリコンを使用したシャンプーや、くせ毛の人がシリコンシャンプーを使っている場合は、ノンシリコンシャンプーを使うだけでは落ちにくい場合もあるそうです。
このような条件に思い当たる方や、今すぐシリコンを落としたい方は、シリコン除去シャンプーを使ってシリコンを落とす方法をオススメします。
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ここからはルプルプヘアカラートリートメントを使って早くきれいに白髪を染めるコツです。美容師の裏技的テクニック3つを紹介しますのでぜひご覧くださいね。笑
ルプルプヘアカラートリートメントで白髪を早く染める3つの方法
ルプルプヘアカラートリートメントは脱色して色を入れる仕様ではないため、色が定着するまで相応の時間が必要ですが、以下の3つの方法を実践することで早く染めることが可能です
1. パッキングで頭を加温しながら染色する
ヘアカラートリートメントの染料は温められると髪への浸透力がアップするため、頭をパッキングしながら染色すると浸透力がアップするとされています。
ルプルプヘアカラートリートメントは使うごとに色が定着して白髪が目立たなくなる製品ですが、少ない回数で効率よく綺麗に染めたい場合は以下の手順を試してみましょう。
- Step1:ルプルプヘアカラートリートメントを白髪が気になる箇所に塗布する
- Step2:頭部にラップを巻いて密着させるように覆う
- Step3:ラップの上からヘアキャップをかぶる
- Step4:ヘアキャップの上に温めた蒸しタオルを乗せる
上記の手順で一定時間放置すると、ラップとヘアキャップさらに蒸しタオルの3層で頭部を温めながら染色可能です。
頭皮と蒸しタオルそれぞれの熱で上下から加温されるため、染料が髪にしっかり浸透して色ムラが起きづらく綺麗に染められます。
2. コームを使いながらルプルプを多めに塗布する
1回あたりの染める範囲が広いまたは毛量が多いケースでは、ルプルプヘアカラートリートメントの塗布量が足りていないことがあり、なかなか色が定着しません。
そのため白髪染めをする回数を抑えて早く染めたい場合は、1回あたりに使うルプルプヘアカラートリートメントの量を目安より多くしましょう。
さらに染め残しを防ぐためにコームを使って髪を梳かしながら塗布し、特に白髪が目立つ箇所はルプルプヘアカラートリートメントをたっぷりと塗ります。
髪をコーミングする際は一定方向だけに限らず、髪の一本一本がルプルプヘアカラートリートメントで包み込まれるように上下・左右と満遍なく動かしましょう。
3. ルプルプヘアカラートリートメント塗布後の放置時間を通常よりも長くする
特別なテクニックやアイテムが不要であり、1回の白髪染めで色が入りやすくなる方法が、ルプルプヘアカラートリートメント塗布後の放置時間を通常よりも長くすることです。
カラートリートメントの染色成分は髪に付着している時間が長いほど浸透するため、少ない日数で早く染めたい場合は目安よりも長く放置しましょう。
脱色成分を配合しているタイプの白髪染めは刺激が強くて頭皮や髪が痛むので、目安の時間以上に放置してはいけません。
しかしルプルプはヘアカラートリートメントであるため、1時間ほど放置しても問題ないとされています。
ただし頭皮や髪との親和性は個人差があるため、初回から長時間放置してはいけません。
まずは目安とされている20〜30分が経過後に洗い流し、頭皮と髪のコンディションを確認して問題なければ次回から長時間放置しましょう。
※参考記事
ここまでやっても白髪が染まらない人は商品を変えてみよう!
ここまでやってもルプルプヘアカラートリートメントで白髪が染まらない場合は、商品を変更するか、白髪染めの種類を変えてみましょう。
理由や原因がわからないけれど、何故か1つの商品では白髪が染まらないと言う場合があります。
そんな時は白髪染めトリートメントの商品の変更や、白髪染めの種類を変更してみましょう。
白髪染めトリートメントであれば、ルプルプヘアカラートリートメントと人気を競いあっている利尻ヘアカラートリートメントがオススメです。
利尻ヘアカラートリートメントも頭皮に安全で、値段もよく似た価格帯なのでオススメですよ。
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口コミ人気1位!利尻ヘアカラートリートメントの使い方!すぐ染まる方法
また、白髪染めトリートメント以外にも白髪染めの種類がありますので、そちらも一緒に紹介しておきますね。
白髪染めの種類
白髪染めにはヘアカラートリートメント以外にもたくさんの種類があります。
1 泡タイプの白髪染め
不器用な方や、白髪染めを初めて自分でする人でも簡単に塗ることができる、泡タイプの白髪染めです。
泡タイプの白髪染めには髪の毛の傷まないタイプと、髪の毛を傷めるタイプがあります。
美容師としてオススメできるのは、やっぱり髪の毛が傷まないタイプですね。
ヘアカラートリートメントの泡タイプの商品を使えば、髪の毛を傷めずに白髪を染めることができますよ。
※関連記事
白髪染め泡タイプ(ムース)の選び方と使い方!口コミ人気ランキング7選
ルプルプヘアカラートリートメントを使って白髪が染まらないと感じている方には、泡タイプのヘアカラートリートメント【キラリ】がオススメです。
泡タイプの白髪染【キラリ】
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髪の毛を傷めない泡タイプの白髪染めトリートメントです。
1回の使用でしっかりと白髪に色が入りますので、ルプルプヘアカラートリートメントを使用して白髪が染まらないと感じている方にもオススメです。
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人気爆発!泡の白髪染めトリートメント【キラリ】!口コミがいい理由は
2 ヘアマニキュア
髪の毛をコーティングして白髪を染めるヘアマニキュアです。
ヘアマニキュアは塗り方が難しいので、不器用な方のセルフカラーには不向きかもしれませんね。
ヘアマニキュアも、髪の毛を傷めない白髪染めとして美容院で人気があります。
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3 白髪染めシャンプー
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シャンプーするだけで白髪が染まるのが、白髪染めシャンプーです。
ヘアカラートリートメントよりも白髪を染める効果は弱いですが、ゆっくりと徐々に白髪が染まっていくので男性に人気があります。
最近では1回のシャンプーでしっかりと白髪が染まる商品も出ていますので、白髪染めシャンプーに興味のある方にはオススメです。
【グローリン ワンクロス】
公式サイト たった1回のシャンプーでしっかり染まる!「グローリン・ワンクロス」
【グローリン ワンクロス】は、白髪染めシャンプーの中では珍しく、1回使用するだけで白髪がしっかりと染まる白髪染めシャンプーです。
繰り返し使うと髪の毛が黒くなりすぎるデメリットはありますが、白髪を染める効果が強いので、しっかりと黒く白髪を染めたい方には人気があります。
4 白髪染め
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こちらは一般的な白髪染めの種類です。
髪の毛を脱色しながら白髪を染めるので、明るい白髪染めにしたい方に人気があります。
白髪染めでアッシュカラーにしたい人や、おしゃれな明るい白髪染めにしたい方は、脱色効果のある白髪染めを使用しましょう。
※注意
脱色効果のある白髪染めは髪の毛が痛む白髪染めです。白髪染めをする頻度には注意しましょう。
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ルプルプヘアカラートリートメントは使うほどに色が定着して白髪が目立たなくなる
公式サイト ダメージ0のルプルプ白髪用ヘアカラートリートメント
白髪に使用した時の色
ルプルプはヘアカラートリートメントなので酸化染毛剤と比べて染まりにくいですが、使うほどに色が定着して白髪が目立たなくなります。
ただし3回(3日間)連続で使用していないケースや室温が低いなど、特定の条件・環境では綺麗に色が入らないことがあるため注意しましょう。
加温しながらの染色や、目安量よりも多めに塗布することで色が入りやすいとされているため、白髪を早く染めたい場合は試してみることをおすすめします。
まとめ
今回は人気の白髪染めトリートメント!
ルプルプヘアカラートリートメントで白髪が染まらない時の対処法をご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。