「リタッチとは何?」
こんにちは!一条隼人デス。
リタッチとは、根元の新しく生えてきた部分だけを染めるヘアカラーテクニックの事です。
自宅で上手に白髪染めリタッチをできるようになれば、時間もお金も節約できますよ。
この記事ではリタッチのやり方、メリットとデメリット、リタッチを行う頻度について紹介していきます。
リタッチはいくつかのポイントを知っておけば誰でも簡単に行えるので、早速挑戦してみましょう。
目次
白髪染めリタッチとは何?
リタッチの詳しい説明から始めていきます。
白髪染めをしてから時間が経つと、伸びた部分の白髪が目立って来てしまいますよね。
そういった場合は再度白髪染めをすると良いのですが、通常通りの手順で全体を染めてしまうと、カラー剤が多量に必要になる上に、染まっている箇所の髪にもカラー剤がつくので髪が傷んでしまいます。
そういったデメリットを回避するため、根元の部分の白髪だけを染めるヘアカラーテクニックを「白髪染めリタッチ」といいます。
リタッチのテクニックは、ちょっとしたコツを掴めばご自宅で行う事も可能です。
リタッチとは、根元の部分だけを染めるヘアカラーのテクニックです。
自分で白髪染めをやっている方はぜひ覚えておこうね。
白髪染めリタッチのやり方!上手に染めるためのポイント
美容院でも行っている、美容師おすすめのプロのテクニックです。
ぜひ覚えておいてね。
1 塗る順番は白髪の気になる部分から
リタッチを行う際は、一番白髪が気になる部分から塗りはじめるようにしましょう。
白髪染めは、気になる部分や、生え際や分け目の目に付きやすい所が綺麗に染まらなければ意味はありません。
早く薬剤を塗りだした所ほど放置する時間が長くなるので、しっかりとムラ無く染まってくれます。
その為、まずは白髪の気になる部分から取り掛かるのが鉄則です。
ポイント1 は、自分が1番気になる白髪の所から塗っていくと言う事です。
2 白髪の多い部分には薬をたっぷりと塗る
白髪が多い所には、薬液を惜しみなく使う事も重要です。
白髪が多い部分がムラになってしまった場合、より目立ちやすくなってしまう可能性があります。
後で使う液が足りなくなったら困るからと、使用量を抑えてしまうのはありがちですが、リタッチは根元の数センチしか染めません。
通常の白髪染めとは違い液が余りやすいので、白髪の多い部分にはたっぷりと塗るようにしましょう。
白髪染めは薬をたっぷりと使ったほうが、白髪染がよく染まります。しっかりと染めたい所はお薬をケチらないでね。
3 放置時間を守る
当たり前ではありますが、製品によって決められている放置時間は守るようにしてくださいね。
時間が短すぎると上手に染まりませんし、長すぎると髪や地肌がダメージを受けてしまうリスクがあります。
正しい時間はメーカーや薬液の種類によって違うので、必ず事前に説明書をよく読んでおき、きちんと決められた使い方をするようにしましょう。
白髪が染まりにくいなと感じている人は、5分程度長めに時間をおくとよく染まりますよ。
4 櫛で髪を梳かしてはいけない
ポイント4は、櫛で髪を梳かさない事です。
根元の白髪だけにカラー剤をつけたらそのままにして、櫛でカラー剤を伸ばさないようにしましょう。
櫛でカラー剤を伸ばすと根元の白髪がしっかりと染まらなくなりますし、根元以外の部分にもカラー剤がつくので、ダメージの原因にもなりますよ。
ポイントは根元だけにカラー剤をつけて後は全く触らない事です。
5 色選びは暗めがおすすめ
リタッチに使うヘアカラー剤の色は、毛先の髪色よりもちょっと暗めがおすすめです。
髪の毛は根元が明るいと不自然に見えてしまいますので、髪色よりも1段階暗めの色を選ぶとちょうど良いですよ。
根元をちょっと暗めに染めることが、きれいな白髪染めになるポイントです。
白髪染めにリタッチを使うメリット
ここからはリタッチをするメリットを紹介していきます。白髪染めを毎月している方はぜひ知っておいてね。
1 髪が傷まない
リタッチは、髪全体を染め直すよりもダメージが少ないというメリットがあります。
近年は髪が傷まない白髪染めも増えてきましたが、それでも白髪染めの薬剤はアルカリが強めになっています。
どんなに「髪が傷まない」と謳っている製品でもある程度のダメージはあるので、何度も使い続けると毛先は傷んでしまいます。
リタッチは根元だけを染めれば良いので、毛先がボロボロになる心配はありません。
2 経済的
市販の白髪染め製品は、一箱で「普通の髪質ならば肩程度の長さ」までしか染められないので、髪が長い人や通常よりも髪質が硬い人は何箱も購入しなくてはいけません。
美容院と比べれば安いとはいえ、何千円も無駄にお金がかかってしまいます。
一方、リタッチならば根元の部分しか染めないので、髪の長さに関係なく一箱で綺麗な仕上がりになります。
リタッチはカラー剤を使う量が少ないのでお財布にも嬉しいですよ。
3 全体染めよりも早く終わる
リタッチ染めには、全体染めと比べて早く仕上がるという時間的なメリットもあります。
髪の毛全体に丁寧に薬液を塗るのは一苦労ですが、根元の部分にささっと塗るだけならばすぐに終わります。
もちろん塗布後の放置時間はどちらも同じですが、セルフカラーで一番手間がかかり面倒な、塗布時間が大幅に減らせるのは嬉しいところですよね。
リタッチは、白髪染めをする時間短縮ができるメリットもあります。
デメリットは?
リタッチのデメリットは特にありません。
毛先の髪色が退色しいる場合は全体染めをすればいいだけなので、白髪染めのリタッチにはデメリットがありませんよ。
美容院でも毛先の髪色を変えたくない場合は、リタッチ染めをしています。
月に1度白髪染めをしている方はリタッチ染めで充分間に合いますよ。
白髪染めリタッチの頻度について!おすすめの間隔とは
よくお客様にも質問されます。
「どれぐらいの間隔でリタッチをすればいいの?」
「リタッチの頻度とは?」
お答えしておきますね。
リタッチをする間隔はとっても簡単です。
自分の根元の白髪が気になった時にすれば良いだけです。
白髪の量や髪型などによって気になるタイミングも違いますし、お仕事をしている方とお仕事をしていない方でも違ってきます。
ですから自分で、
「根元の白髪が気になるなぁ」
と思った時にリタッチをすればいいですよ。
まとめ
今回は、白髪染めの重要なテクニック、リタッチ染めについてご紹介しました。
白髪染めには多くの種類があります。ご自身に合う白髪染めを選びましょう。
自宅で白髪染めを自分でしている方は、髪の毛が傷まないトリートメントタイプの白髪染めがオススメですよ。
以上、(まだ白髪染めリタッチとは何?やり方と頻度を完全解説)でした。