白髪染めに関するお客様からの質問あるあるを、まとめてQ&A方式で紹介していきます。
美容院に来るお客様も白髪染めに関する悩みや相談を我々美容師にたくさんされます。
現在では美容院で行う白髪染め以外にも、市販で白髪染めをするアイテムもたくさんありますし、白髪染めができるお薬の種類もたくさんあり、使い方などもわからないのだと思います。
特に白髪染めの悩みで多いのが、市販の白髪染めを使ったけれども白髪が染まらないという悩みです。
白髪が染まらない原因はいろいろ有りますので、同じような悩みをお持ちの方はQ&Aを参考にしてみてはいかがでしょうか。
少しでも白髪染めに関する悩みが解決できると美容師として幸いです。
目次
- 白髪染めに関する悩みあるあるのまとめ
- Q 白髪染めトリートメントは色落ちしてしまうのですか?
- Q 自宅で白髪染めをしようと思っていますが、白髪染めトリートメントと白髪染めシャンプーはどちらが良いのでしょうか?
- Q 友達がヘナを使って白髪染めをしていますが、美容院の白髪染めとヘナは何が違うのでしょうか?
- Q 最近家の近くに白髪染め専用の美容院ができました。使っている薬剤等は安全なのでしょうか?
- Q 白髪染めを始めると白髪が増えると言う噂は本当なの?
- Q 明るめの白髪染めトリートメントを使ったら明るい髪色になるのでしょうか?
- Q 白髪染めトリートメントは髪の毛は傷まないのですか?
- Q 美容師さんがお勧めする白髪染めのアイテムとは?
- Q 市販の白髪染めカラーを使ったときのデメリットを知りたいです?
- Q 自分で白髪染めヘアカラーを選ぶとき口コミは参考になりますか?
- Q 市販の白髪染めヘアカラーで美容師さんがお勧めできる商品は何?
- Q 美容院の白髪染めヘアカラーで人気の色とは?
- Q 美容師さんがお勧めする白髪染めの頻度を教えてください
- Q 自宅で簡単に白髪染めができる商品はありますか?
- Q 根元部分の白髪染めにお勧めのアイテムとは?
- Q 泡の白髪染めのメリットとデメリットが知りたいです。
- Q メンズにお勧めの白髪染めアイテムとは何?
- Q 白髪染めでアッシュカラーにできますか?
- Q 白髪染めシャンプーやトリートメントを使っても染まらないのはなぜ?
- Q 白髪染めトリートメントで黒染めはできますか?
- Q 明るめの白髪染めトリートメントを使うと黒髪は明るくなるの?
- Q 白髪染めの安い美容院は安全ですか?
- Q 東京の美容院はなぜ白髪染めの価格が高いのでしょうか?
- Q 白髪染めのビゲンヘアカラーは髪の毛が痛むの?
- Q マスカラタイプの白髪染めはどんな人にオススメ?
- Q 短髪の男性です。美容師オススメの白髪染めアイテムは何でしょうか?
- Q ドラッグストアで売っている白髪染めは良いの?
- Q 美容院で白髪染めシャンプーを店頭販売していないのはなぜ?
- Q 料金の安い美容院の白髪染めは染まらないのでしょうか?
- Q 30代ですが白髪染めの頻度はどれぐらいがオススメ?
- Q 40代50代に入り白髪染めの頻度が増えてしまいました。大丈夫でしょうか?
白髪染めに関する悩みあるあるのまとめ
Q 白髪染めトリートメントは色落ちしてしまうのですか?
A 白髪染めトリートメントを使う上での心配として色落ちするのではないかという問題があります。
丹念に時間をかけて髪を染めていっても、シャンプーすることで髪の色が落ちてしまうのではないかと不安になってしまいますよね。
しかし色落ちしにくいトリートメントがあるのも事実です。
製品によって染まりやすさ、落ちにくさというのは変わってくるので自分の髪質に合った製品を見つけることが重要です。
また、事前に口コミやネットで調べておくことも重要です。
その他シャンプーのやり方も白髪染めトリートメントの色持ちに関係しています。
洗浄力の強いシャンプーを使うと早く白髪染めトリートメントも色落ちしますし、シリコン入りのシャンプーを使っている場合は白髪が染まらない場合もあります。
痛んでいる髪の毛は白髪が染まりやすいです。
しかし色落ちも早いのでご注意を!
このように白髪染めトリートメントの色落ちに関しては様々な原因がありますので、お使いの際は説明書をしっかりと読み、色落ちしない方法や早く白髪が染まる使い方を美容師に聞いてみてください。
きれいに白髪が染まる使い方をお教えしますよ。
Q 自宅で白髪染めをしようと思っていますが、白髪染めトリートメントと白髪染めシャンプーはどちらが良いのでしょうか?
A いつまでも綺麗な髪を維持したいのであれば、トリートメントタイプやシャンプータイプの白髪染めを使用するのがおすすめです。
白髪染めトリートメントは放置時間が10分程必要になりますが、白髪染めシャンプーと比べると色が入りやすいというメリットがあります。
一方、白髪染めシャンプーは使用して毎日シャンプーすればよいだけで、放置時間も必要ありません。
ただ、白髪染めトリートメントと比べると色が入りにくいです。
どちらにもメリットとデメリットがありますので、ご使用の際には注意してください。
私が実際にお客様に相談されたときには、男性には白髪染めシャンプーをお勧めしますし、女性には白髪染めトリートメントをお勧めしています。
本当は白髪染めトリートメントの方が頭皮に負担がないのでオススメなのですが、男性は髪の毛が短髪でトリートメントをしない人も多いので、仕方なく白髪染めシャンプーをお勧めしています。
私が個人的にオススメしている白髪染めは白髪染めトリートメントです。
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Q 友達がヘナを使って白髪染めをしていますが、美容院の白髪染めとヘナは何が違うのでしょうか?
A 白髪染めトリートメントはいろいろな会社から様々な製品が販売されていますが、ヘナカラーは特に髪の補修能力が高い製品として知られています。
一般的な白髪染めトリートメントは髪に着色することで白髪を目立たなくすることに主眼が置かれていますが、ヘナはより髪へのダメージを修復するという点に着目しています。
ヘナは白髪染めに比べて色落ちしやすいという話もありますが、髪をケアするという点では他の製品より優れています。
ヘナはもともと薬草として使われていた物を白髪染めに使用しているだけなので、本当の使いみちは白髪染めではないアイテムです。
繰り返し髪の毛に塗ることで白髪に色が入ると言うことで、最近になり日本でも白髪染めに使用されるようになりました。
ヘナとは植物から抽出した粉末の粉を利用した薬草みたいなものです。
髪の毛に塗ると少しずつ色が染まるので、白髪染めにも利用されているアイテムと言う認識でいいと思います。
Q 最近家の近くに白髪染め専用の美容院ができました。使っている薬剤等は安全なのでしょうか?
A 白髪が気になりだしたら美容室に通うのもひとつの方法ですよね。
そこで気になってくるのが白髪染め専用美容室は安全なのかという疑問です。
白髪染め専用の美容室では製品の品質管理はもちろん、スタイリストの技術によって高い白髪染めの効果を期待できます。
その分値段はかかりますが安全を重視するのなら、自分で染めるより美容師に依頼するのもいいでしょう。
注意する点は白髪染め専用美容室の経営体質です。
本来は美容室で白髪染めをする人は美容師免許を持っていないといけないのですが、中には美容師免許を持っていない人を採用して白髪染めをさせている白髪染め専門美容室もあると聞いています。
あまりにも値段が安いキャンペーンをしている場合は注意が必要です。
美容師免許を持っていない人が白髪染めをすると、髪の毛にダメージが出る場合がありますのでその点だけは注意してください。
あと価格が安すぎる場合は使っている薬剤にも注意が必要です。
不安な方は一般の美容室で白髪染めをなさってくださいね。
Q 白髪染めを始めると白髪が増えると言う噂は本当なの?
A 白髪染めはヘアカラーの一種なので、使用する種類によっては髪の毛にダメージを与えてしまう場合もあり、余計に白髪が目立ってしまう事もあるようです。
白髪染めそのものが白髪を増やしてしまうわけではありませんが、過酸化水素を用いた白髪染めを使う場合には色素を抜いてから色素を入れるため、色が落ちてしまった毛が白く見えて、白髪が増えたように感じることもあるようです。
その他には白髪染めを始めた時がたまたま白髪の増えていた時なので、白髪が増えたのが白髪染めの原因だと思ってしまうところも挙げられます。
科学的には白髪染めをしたからといって急に白髪が増えると言う報告はされていません。たまたま白髪の増えたときに白髪染めをした!とお考え下さい。
Q 明るめの白髪染めトリートメントを使ったら明るい髪色になるのでしょうか?
A 白髪が目立ってきたので髪を明るめに染めようと思って、明るめの白髪染めトリートメントを使う方は多くいらっしゃいます。
しかし実際には明るめの白髪染めトリートメントを使っても自毛は明るくならないのです。
その理由は、明るめの白髪染めトリートメントにも、自毛を明るくするブリーチ効果が無いからです。
白髪染めトリートメントは髪の毛に色素を付着させて色をつける効果しかありません。
自毛のメラニン色素を破壊して髪の毛を明るくするブリーチ効果がないのです。
ですから明るめの白髪染めトリートメントを使っても白髪が明るめに染まるだけで、自毛の黒髪は明るくなりません。
白髪染めトリートメントを使っても自毛は明るく染まらないので、覚えておいてくださいね。
明るめの白髪染めをしたい場合は、ブリーチ効果のある白髪染めを使用するしかありません。
ブリーチ効果のある白髪染めは髪の毛の痛みがでる白髪染めなので、美容院で白髪染めすることをお勧めします。
明るめの白髪染めをご希望の方は美容院でご相談ください。
Q 白髪染めトリートメントは髪の毛は傷まないのですか?
A 一般的にドラッグストアなどで売っている白髪染めは、髪を染めることのみに着眼しているため、髪へダメージを与えることがあります。
年齢的なものもあって、これ以上髪にダメージを与えずに白髪を染めるにはどうしたらいいのか、お困りの方も多いはずです。
そこでオススメしたいのが白髪染めトリートメントです。
髪に負担をかけにくい成分でできていて、何度も使っているうちに自然と白髪が染まっていきます。
時間をかけて染まっていくので、目立たず染められるのも白髪染めトリートメントのメリットです。
白髪染めトリートメントの髪の毛が傷まない理由は、トリートメント成分に白髪の染まる色素を混ぜているだけなので、ブリーチ効果もなく髪の毛のメラニン色素を破壊しないからです。
ドラッグストアやコンビニなどで販売されている市販の白髪染めは、メラニン色素を破壊するブリーチ効果のある白髪染めがほとんどです。
明るく染まる白髪染めと書かれているものは、全てこのタイプの商品になりますので注意してください。
髪の毛を痛めずに白髪染めをしたい方には白髪染めトリートメントがオススメです。
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Q 美容師さんがお勧めする白髪染めのアイテムとは?
A 美容室で白髪染めをしていて毛先の退色が気になる人には白髪染めトリートメントをお勧めしています。
白髪染めをしているけれど、毎日のシャンプーでどうしても髪色が明るくなりすぎてしまう方にはお勧めです。
あと根元の白髪がすぐに気になる方には、白髪隠しをお勧めしています。
気になる根本の白髪を簡単に隠すことができるアイテムなのでオススメですよ。
使い方も簡単なので初心者でも根本の白髪を簡単に隠せます。
ご参考にしてみてください。
Q 市販の白髪染めカラーを使ったときのデメリットを知りたいです?
A 今回のご質問は市販の髪色を明るくできる白髪染めカラーのデメリットです。
美容院でも使用しているブリーチ効果のある、髪色を明るめに染めることのできる白髪染めカラーについてお答えします。
デメリット1 髪の毛が痛む
髪色を明るめに染めることのできる白髪染めカラーは、髪の毛を痛める白髪染めです。
ですから使い方を間違えるとどんどん髪の毛が痛んでしまいます。
私たち美容師は髪色を明るめに染める事ができる白髪染めカラーを使うときは、美容院で染めることをお勧めしています。
繰り返し使用すると髪の毛がどんどん痛みますので注意が必要です。
デメリット2 頭皮に負担がある
明るめに染まる白髪染めカラーは過酸化水素を配合しているアルカリ性のお薬です。
髪の毛だけではなく頭皮にも負担がありますので注意が必要です。
繰り返し使用すると頭皮が乾燥しやすく頭皮トラブルの原因にもなります。
頭皮が乾燥すると薄毛の症状にもなりやすいのでこちらも注意が必要です。
デメリット3 使い方が難しい
髪の毛が明るくなる白髪染めはブリーチ効果があるので使い方も難しいです。
いちど白髪染めをした部分にお薬がついてしまうと髪の毛にダメージが出るだけではなく、色むらも起こります。
根元の黒い部分だけに使用すれば良いのですが、自宅で使用する場合はどうしても違う部分にもお薬がつきやすいです。
デメリットとしては使い方が難しいことも挙げられます。
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市販の白髪染めカラーのデメリットとは!美容院の白髪染めとの違い
Q 自分で白髪染めヘアカラーを選ぶとき口コミは参考になりますか?
A 自分で白髪染めヘアカラーを選ぶときは大いに口コミも参考にしてみてください。
良い口コミだけではなくネガティブな悪い口コミもありますので、口コミを見ると商品のメリットやデメリットが分かります。
口コミには使っている人の生の体験が書かれていますので、商品を選ぶときの参考になります。
口コミを参考にすると商品選びをするときの失敗が減ると思います。
Q 市販の白髪染めヘアカラーで美容師さんがお勧めできる商品は何?
A 市販の白髪染めヘアカラーの中で美容師がお勧めできる商品と言えば、髪の毛が傷まない白髪染めヘアカラーです。
普通の白髪染めヘアカラーはブリーチ効果があり髪の毛が痛むので、自宅で使用するのにはあまりお勧めはできません。
自宅でもし白髪染めをされるのであれば髪の毛が傷まない白髪染めトリートメントや白髪隠し、泡タイプの白髪染めトリートメントなどを私はお勧めします。
髪の毛が傷まないタイプの白髪染めカラーをお使いください。
Q 美容院の白髪染めヘアカラーで人気の色とは?
A 昔の白髪染めヘアカラーの人気の色は、赤色や紫色などが人気でした。
最近では白髪染めヘアカラーでもアッシュやマットなどの寒色系の色が人気です。
赤色や紫色などと比べてアッシュやマットなどの寒色系は、髪色が自然に見えるところが人気の理由なのでしょうか。
私の美容院ではアッシュ系の白髪染めカラーが人気ですよ。
Q 美容師さんがお勧めする白髪染めの頻度を教えてください
A 白髪染めの頻度ですが美容院で白髪染めをする場合は、最低でも3週間の期間を空けることをお勧めしています。
あまり白髪染めの頻度が多いと、頭皮にも負担がかかりますので注意が必要です。
白髪染めの頻度は白髪の量や年齢によっても違いますので、美容院で白髪染めをしている場合は美容師にご相談ください。
自宅で白髪染めをしている場合はなるべく間隔をあけ、白髪染めの頻度を少なくしたほうがいいと思います。
白髪染めを短期間でやりすぎると頭皮にも負担がかかり、頭皮トラブルの原因にもなりますので注意してください。
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美容院の白髪染めの頻度はどれぐらいがおすすめ!美容師がお答えいたします。
Q 自宅で簡単に白髪染めができる商品はありますか?
A 自宅で簡単に白髪染めができる商品で最近人気なのが泡カラーですね。
泡タイプの白髪染めカラーは不器用な人でも使い方が簡単です。
髪の毛全体に塗るのも簡単なので、とっても人気がありますよ。
泡カラーにもブリーチ効果のある白髪染めとブリーチ効果のない白髪染めがありますので、オススメはブリーチ効果のない白髪染め泡カラーです。
全体にもなじみやすく使いやすいと思いますよ。
使い方が簡単と言う点では泡タイプの白髪染めカラーをお勧めします。
Q 根元部分の白髪染めにお勧めのアイテムとは?
A 根元部分の白髪がすぐに気になる方も多いですよね。
美容院で白髪染めをしても、2週間位で根本の白髪が気になると言われるお客様もたくさんいらっしゃいます。
そんな根本の白髪が気になるお客様には、自宅で根本の白髪を隠すこともできる白髪隠しをお勧めしています。
次の白髪染めに美容院へいらっしゃるまでの1,2週間だけ、毎日使用して根本の白髪を隠してもらっています。
頭皮にも負担がかからないのでお客様にも喜ばれていますよ。
根本の白髪を隠すには白髪隠しがお勧めです。
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Q 泡の白髪染めのメリットとデメリットが知りたいです。
A 人気の泡タイプの白髪染めですが、もちろんメリットデメリットがございます。
紹介しておきますね。
メリット
・ 不器用な人でも簡単に使うことができる
・髪の毛全体になじみやすい
・白髪染めトリートメントよりも白髪が染まりやすい
デメリット
・若干価格が高い
・ケチって使うと白髪が染まらない場合がある
泡タイプの白髪染めカラーには値段の安い、泡が水っぽい商品もありますしブリーチ効果のある髪を痛めてしまう泡カラーもあります。
お勧めできるのはブリーチ効果のない髪の毛を傷めない泡カラーです。
参考にしてみてください。
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Q メンズにお勧めの白髪染めアイテムとは何?
A 旦那さんの白髪染めを自宅でやろうと思っている奥様からのご質問です。
私がお勧めしたのは白髪染め用シャンプーです。
旦那様が相当なめんどくさがり屋さんだと聞いたので、白髪染めトリートメントなどはおすすめしませんでした。
普段使っているシャンプーでちょっとずつ白髪が染まる、白髪染めシャンプーをお勧めしました。
髪の長さを聞いたところ短髪だったので、白髪染めシャンプーでも充分カバーできると思いました。
短髪のメンズの場合は、白髪染めシャンプーでも充分白髪がカバーできると思いますよ。
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Q 白髪染めでアッシュカラーにできますか?
A 最近は白髪染めの色のバリエーションも増えているので、アッシュカラーの白髪染めもあります。
ですからアッシュカラーにしたい方は、美容院でアッシュカラーしたいと言えば白髪染めでも可能ですよ。
ただし、白髪染めでアッシュカラーにする場合は、ブリーチ効果のある髪の毛にダメージの出る白髪染めカラーを使わないといけません。
自毛のメラニン色素を破壊して髪色を明るくすることによって、アッシュカラーになるからです。
白髪染めでアッシュカラーにしたい方は美容室でリクエストしてください。
Q 白髪染めシャンプーやトリートメントを使っても染まらないのはなぜ?
A お客様の中にも割と多いのですが、白髪染めシャンプーやトリートメントを使っていてもきれいに染まらないと言うご相談です。
考えられる原因をご紹介しておきます。
原因1 シリコン入りシャンプーを使用している
シリコン入りシャンプーを使用している場合は髪の毛にシリコンが付着していますので、白髪染めトリートメントなどが染まらない場合も多いです。
シリコンシャンプーを使用している人はシリコン除去剤等を使用して、シリコンを落としてください。
そうすれば白髪も染まると思いますよ。
原因2 髪の毛が健康
髪の毛が太くて健康すぎると、白髪染めシャンプーや白髪染めトリートメントで染まらない場合も多いです。
染まらない原因は髪の毛が健康で、キューティクルがしっかりとしていて色素が入り込めないのです。
多少髪にダメージのある人の方が、白髪染めトリートメントなどでは染まりやすいので覚えておきましょう。
原因3 髪の毛が痛んでいる
髪の毛が痛んでいる場合も染まらない場合が多いです。
正確に言うと白髪に色素が入っているのですが、髪の毛が痛んでいることですぐに流れ落ちてしまうからです。
このような髪の毛の状態ではどのような白髪染めカラーを使っても染まらないことも多いです。
何を使っても白髪が染まらない場合は美容師にご相談ください。
Q 白髪染めトリートメントで黒染めはできますか?
A 高校生の女性から質問されました。
夏休みが終わったので黒染めをしなくてはいけないのですが、白髪染めトリートメントでも黒染めはできますか?と言う質問です。
答えは、黒染めできます。
ただし白髪染めトリートメントは少しずつ髪色が黒くなっていきますので、いっぺんに黒染めはできません。
1日で黒ぞめしたい場合には黒染めスプレーをお勧めしています。
Q 明るめの白髪染めトリートメントを使うと黒髪は明るくなるの?
A 明るめの白髪染めトリートメントを使っても黒髪は明るくできません。
白髪染めトリートメントには脱色作用がありませんので、黒髪を明るくすることができないからです。
明るめの白髪染めトリートメントとは白髪を明るく染めるトリートメントであり、黒髪を明るくする事ができないアイテムです。
黒髪を明るくする場合は、黒髪が明るくなる白髪染めヘアカラーをお使いください。
Q 白髪染めの安い美容院は安全ですか?
A 美容院によっては白髪染めの価格もずいぶん違いますよね。
値段の安い美容院は安全性の心配をされる方も多いですが、基本的には安全ですよ。
使っている白髪染めヘアカラーのお薬も、美容院で使っているものであればさほど良い悪いはないです。
最近では普通の美容院ではオーガニック系の白髪染めカラーを使っていますので、値段の安い美容院の場合は、オーガニック系の薬を使っていないと思いますので、その辺に価格の差があると思います。
安心で安全な白髪染めヘアカラーを使いたい方は、あまり価格にとらわれずに行きつけの美容院で白髪染めカラーをしてください。
白髪染めカラー専門の美容院もありますが、そちらもオーガニック系白髪染めカラーは使っていないと思いますのでご注意を!
Q 東京の美容院はなぜ白髪染めの価格が高いのでしょうか?
A 東京の美容院の白髪染めの価格が高い理由は、はっきりって土地代です。笑
使っている白髪染めヘアカラーのお薬も地方の美容院と一緒ですし、やっている技術も全く同じです。
価格の違いは美容院の土地代だけなので、地方で白髪染めをしたほうがお得です。
白髪染めだけではなくすべての価格において東京が高いのは、東京の土地代が関係しているからですよね。
Q 白髪染めのビゲンヘアカラーは髪の毛が痛むの?
A ビゲンヘアカラーはブリーチ効果のある白髪染めなので、使用頻度を高めると髪の毛が痛んでしまいます。
ビゲンヘアカラーは過酸化水素を含む髪の毛を脱色するタイプのヘアカラーです。
泡タイプもあると思いますがそちらも同じタイプなので、使用頻度には注意が必要です。
美容師としては脱色効果のあるヘアカラーを自宅で使うことをお勧めできません。
自宅で白髪染めをされたい場合は、髪の毛を傷めない白髪染めトリートメントなどをお客様にはお勧めしています。
Q マスカラタイプの白髪染めはどんな人にオススメ?
A マスカラタイプの白髪染めとは、一時的に白髪を隠すことができる白髪隠しの商品です。
マスカラのように使用して、狙った部分の白髪を隠すことができるので、生え際の白髪を隠すのに適していると思います。
白髪染めをしていてすぐに生え際の白髪が気になる方は、一時的に白髪を隠すアイテムとしてマスカラタイプの白髪染めが便利だと思います。
白髪隠しにはいろんなタイプのもがありますので、自分に合うタイプの白髪隠しをお選びください。
Q 短髪の男性です。美容師オススメの白髪染めアイテムは何でしょうか?
A 短髪の男性には使い方が最も簡単な白髪染めシャンプーをお勧めしています。
白髪染めトリートメントは髪の毛の短い男性には使いにくいですし、普段トリートメントをしない男性にはあまり使い勝手も良くないと思います。
短髪であれば白髪染めシャンプーを使っても髪の毛が痛む心配もないですし、少しずつ白髪が染まっていくので自然に白髪が減るのでオススメです。
頭皮が敏感な方だけは少し注意が必要です。
白髪染めシャンプーを使って頭皮に違和感を感じたことがある人は、頭皮につけないで白髪を染めることができる白髪染めトリートメントを使ってみてください。
Q ドラッグストアで売っている白髪染めは良いの?
A ドラッグストアで販売されている白髪染めもたくさんの種類があるので一概に良い悪いは言えないのですが、ブリーチ効果のある白髪染めはあまり使わないほうがいいと思います。
あと白髪染めトリートメントに関しても、ネットで買える商品よりも価格が安い場合が多いですが、トリートメント効果が弱く白髪の染まりが弱い商品が多いと感じています。
価格はドラッグストアの方が圧倒的に安いと思いますが、商品の品質に関しては美容院や通販で購入できる商品の方が良い場合が多いです。
すべての商品を把握しているわけではありませんので、あくまでご参考程度にお考え下さい。
Q 美容院で白髪染めシャンプーを店頭販売していないのはなぜ?
A 美容院で販売している商品は美容院専売品の商品を購入できる問屋さんから購入しているのですが、その問屋さんには白髪染めシャンプーを置いていないです。
ですから美容院で白髪染めシャンプーを店頭販売していないのだと思います。
私も良い商品があれば美容院で店頭販売しようと思って、白髪染めシャンプーを問い合わせてみましたが、美容院専売メーカーからは白髪染めシャンプーが販売されていないようです。
今後需要が伸び美容院専売メーカーでも白髪染めシャンプーを作った場合には販売すると思います。
美容院で店頭販売した時はぜひ美容院での購入をお願いいたします。笑
Q 料金の安い美容院の白髪染めは染まらないのでしょうか?
A 料金が安いと、使っている白髪染めの薬剤も悪いので、白髪が染まらないと思っている人も多いですが、実際はそんなことはないです。
ほとんどの場合はどこの美容院も同じようなレベルの商材を使っていますので、白髪染めの薬が悪くて白髪が染まらないということはほとんどありません。
ただし料金が安いとお客様の数をこなさなくてはならないので、カウンセリングなどが不十分な場合も考えられます。
自分の思ったような髪色に染まらない可能性もありますので色選びには注意してください。
Q 30代ですが白髪染めの頻度はどれぐらいがオススメ?
A 30代と言う事ですが、年齢よりも白髪の割合が気になりますよね。
30代でも白髪の量が多ければ白髪染めの頻度は多くなりがちです。
白髪の割合が少なければ白髪染めをする間隔も長くていいと思います。
根本や生え際の白髪がすぐに気になる場合は、白髪隠しなどのアイテムを使って白髪染めの頻度を少なくするようにお勧めしています。
一概には言えませんが多くても1ヵ月に1度までの頻度を心がけてみてください。
Q 40代50代に入り白髪染めの頻度が増えてしまいました。大丈夫でしょうか?
A 白髪染めの頻度が増えると頭皮に負担がかかる場合があります。
白髪染めの薬を頻繁に使用することで頭皮の乾燥も起こります。
白髪染めの頻度が増えてしまった場合は頭皮環境を守るためにも、頭皮用美容液などを使用して頭皮の乾燥を予防しましょう。
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育毛剤や頭皮マッサージなどをして健康な頭皮を維持するように心がけてください。
育毛剤や頭皮マッサージは抜け毛や薄毛の予防にも効果的ですよ。
白髪染めの頻度が増えた場合は頭皮ケアを心がけましょう。
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まとめ
今回の記事はお客様からの白髪染めに関する質問あるあるのまとめです。
白髪染めに関する悩みで気になることがありましたら気軽に美容師にご相談下さいね。
またお客様からの質問がありましたら随時追記していきます。
ぜひ参考にしてみてください。