円形脱毛症の治療薬アンテベートローションとは？効果と副作用

アンテベートローションとは副腎皮質ステロイド外用薬の事です。

ステロイドと言えば、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか？

アンテベートローション（ステロイド外用薬）は、円形脱毛症といった炎症性の皮膚疾患などに幅広く使用されています。

ステロイドには炎症を抑える効果があり、日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017年版でも、単発型や多発型の症状にB（行うよう勧める）と評価されています。

（モン太さんは白髪と薄毛を気にしている50代のサルさんです。過去に円形脱毛症になっているので再発を心配しています。）

円形脱毛症の治療薬アンテベートとは？

アンテベートローションとは、先程も言いましたが副腎皮質ステロイド外用薬です。

アンテベートには強い抗炎症作用があり、円形脱毛症といった炎症性皮膚疾患に使用することができます。

炎症を抑えるレベルはストロンゲストやウィークなどの5段階に区分されていて、病状や使用部位など応じて選択することが可能です。

中にはOTC薬があるので便利です。

※OTC薬とは、ドラッグストアなどでも購入できる市販のお薬のことです。

円形脱毛症に期待されている効果

アンテベートローションはアレルギーを抑えることができ、円形脱毛症を改善することができます。

円形脱毛症ガイドライン2017年度版によると、全頭型や全身型の患者さん28名に試験をしたところ、6週間から14週間で8名(29%)に回復の兆しが見られたと報告されています。

その他にも、症状の軽い患者さん61名では、24週間で34名の患者さんに有効性があったと報告されています。

また、イギリスの円形脱毛症ガイドライン2012年では、軽い症状から中等症までの患者さんに発毛効果があると報告されていて、推奨度もB（行うよう勧める）にランク付けされています。

アンテベートローションの副作用について

アンテベートローションにはいくつかの副作用があります。

例えば皮膚萎縮や免疫低下、毛細血管の拡張や皮膚線条などがあげられます。

アンテベートローションはお肌に直接塗るので、さまざまな副作用が予想されています。

これらの副作用が原因でお肌を傷つけることもあるので注意が必要です。

何かしら副作用が出た場合すぐに使用をやめて医師に相談しましょう。

怪我をしている場合は使用をしばらく控えておき、体調が良い時に利用して下さい。

※参考サイト　日経メディカル処方薬事典

アンテベートローションの塗り方

アンテベートローションは1日に1回～数回を患部に塗っていきましょう。

但し、塗り忘れたからといって2回分を一度に塗ってはいけません。

妊婦の方は原則大量や長期にわたって使用しない方が良いでしょう。

まず少量を指にとり頭皮に押さえるよう塗ります。

別の方法として、綿棒や化粧用コットンにアンテベートローションを沁み込み、患部に塗ることも可能です。

円形脱毛症の治療法にはたくさんの種類があります。

詳しい治療法は円形脱毛症の専門外来のある病院で聞きましょう。

円形脱毛症の治療法にはいろいろな種類があります。

各メーカーから多種多様なものがリリースされており、効果もそれぞれです。

詳しい治療方法に関して円形脱毛症の専門外来を利用することをおすすめします。

医薬品に関する効果や使用方法、治療期間などに関して相談することが可能です。

いくつか副作用もあるので、治療を始める前に必ず確認しましょう。

【ヘアメディカル】

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円形脱毛症の専門外来がある髪の毛の総合病院です。

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円形脱毛症の専門外来がある東京の病院【ヘアメディカルの特徴】

ヘアメディカルの口コミや評判をまとめてみました。

まとめ

円形脱毛症でお悩みの方は専門の病院に相談してみましょう。

有効性の高い治療法もありますので、1人で悩まず専門医に相談してくださいね。