白髪が出てきたら白髪染めで対処するのが一般的です。
しかし、うまく染まらないという人も中にはいます。
いったいどのようなことが原因で、どうすればうまく染めることができるのか??
理由と対策を細かく見ていきましょう。
白髪染めってこんなものかしらと思っていたけれど、いちど詳しく聞いてみたいわ。
一条さん教えていただける?
(一条隼人が経営している美容院のお客様。アラフィフの女性でたまに利用している。技術や接客にも厳しくて細かい要注意人物。見た目はかわいいアライグマだが性格はきつい!!)
一般の方にもわかりやすく、詳しく原因を説明していきますね。
白髪が染まらない理由
1 使用している白髪染めの染度力
白髪がうまく染まらない理由としてまず挙げられるのが、白髪染めの染度力です。
白髪染めは現在、数え切れないほどの商品が販売されています。
その種類によって白髪を染める力はまちまちです。
想定しているように染まらないときには、そもそも染度力が足りていない可能性があります。
根本的な白髪を染める力に原因がある場合も考えられるので、まずはそこから見直してみましょう。
染度力の高いものを選べば、染まらないという悩みもすぐに解決する事があります。
そのような商品を使っている場合は、しっかりと白髪が染まらないと言うことがあるんです。
染まらない白髪染めってどんな種類なの。
2 髪の毛の太さ
髪の毛の太さも白髪がうまく染まらない理由になり得ます。
白髪染めをする時の髪の太さは、よく染まるか染まらないかの大きなポイントです。
太い髪ほど染まりにくい傾向にあるため、白髪染めをする時にはテクニックが必要になります。
髪の毛の太さを白髪染めの時に考える事は意外と盲点になりがちです。
髪の毛は太いほど染まりにくいということを意識するだけでも、結果は違ってきます。
髪の細い人は白髪染めのお薬が少なくてもきれいに白髪が染まるのですが、髪の太い人は白髪染めのお薬をたくさん塗らないと、きれいに染まらない場合が多いんです。
ぜひ覚えておいてください。
3 白髪の量
白髪が上手に染まらない理由には、白髪の量も関係してきます。
白髪の絶対量が多いほど染まりにくいのです。
白髪の量の多い部分はより丁寧に時間をかけて行う必要があるため、白髪染めにも工夫が必要です。
他の人と髪色を比較したりする時にも、白髪の量を考慮に入れなければなりません。
白髪の量の多い方は同じ白髪染めを使っても明るい色になりやすいですし、白髪の量が少ない方は暗めの色になりやすいです。
4 白髪染めの塗り方に問題がある
白髪染めは、ただ塗ればそれで良いというわけではありません。
白髪染めの種類によっても正しい使用方法は異なるので一概には言えませんが、それぞれの説明書などに書いてある染め方をきちんと守って染めることが大切です。
慣れの問題もありますが、まずは正しい塗り方を理解して実践することできれいに染まるようになります。
私どもの美容院でも白髪染めの上手なスタッフは塗り方が上手で、指名のお客さんが多いですよ。
美容院で白髪染めをしていて、染まらないと感じた場合は、担当者の変更を店長にお願いしてみてもいいと思います。
5 髪の毛の損傷度
白髪をうまく染めることができない理由として、髪の毛の損傷度も挙げられます。
傷んだ髪の毛は、白髪染めが十分に浸透しないことがあります。
また、その日は染まっていても損傷が激しいと、1回シャンプーをして髪を洗うだけで色が落ちてしまうこともあります。
トリートメントなどを有効に使うことで、うまく染まるようになることもあるため、まずは髪のダメージを見直すことも大切です。
損傷具合が回復すれば、白髪がきれいに染まるようになります。
その理由はきれいに染まらないからです。
そのような髪の毛の場合はトリートメントをオススメして、髪の毛のダメージを治してから白髪染めをする手順を踏んでもらっています。
6 選択した色が明るすぎ
白髪が染まらないという人に意外と多いのが、明るい色を選びすぎているという失敗です。
あまり明るめの色を選択してしまうと、うまく染まっていないように見えますし、逆に白髪が浮いて目立つことさえあります。
黒やブラウンなどの少し暗めの色を意識的に選ぶことで、きれいに白髪は染まりやすいです。
この点も知っているのとそうでないのでは大きく違うため、知識として知っておきましょう。
黒髪を明るくする効果は高いですが、白髪を染める効果が弱いからです。
白髪がきれいに染まらないと感じている方は、今使っている白髪染めよりも、もう少し暗めの白髪染めをオススメしてます。
7 シリコン入りのシャンプーを過去に使用していた
近年よく話題に上るのが、ノンシリコンのシャンプーですね。
髪の毛をいたわる上で有効と言われていますが、シリコン入りのシャンプーを過去に使用していた人の中には、白髪染めでうまく染まらないという感想を持つことがあります。
これはシリコンが髪の周りに付着していて、白髪染めの効果を弱めているからです。
シャンプーに含まれているシリコンは、シリコン除去シャンプーを使用すれば1回で落とすことができます。
毛先の白髪がきれいに染まらないと感じている方は、シリコンが理由かもしれません。
その他にも、シリコンで髪の毛がサラサラになるブラシも使ったことがあったわ。
いちどシリコン除去シャンプーを使用して落としてみてはいかがでしょうか。
髪も傷みませんし簡単なのでぜひお試しください。
根元の白髪が染まらないときの対処法
根元と毛先の白髪では対処法も違ってきます。
分けてご紹介していきますね。
1 お薬をたっぷりと根元に溜める
白髪染めで難しいポイントの1つが、根元の白髪です。
生え際や根元は特に染まりにくいことと、伸びてきた白髪が目立ちやすい箇所のため塗り方も難しいです。
そんな時には、白髪染めのお薬をたっぷりと根元に溜めることで対処できます。
根元に白髪染めのお薬をたっぷりと溜めると白髪はきれいに染まるため、溜めるための工夫をするだけでも結果は随分違います。
ハケを使って根元の部分にたっぷりとお薬を置いて、櫛で伸ばさないようにしましょう。
いいことを教えていただいたわ!ありがとう。
2 放置時間を長めにする
根元の白髪に対処するためには、放置時間を少し長めにすることも有効です。
白髪染めがより確実に白髪に浸透できるからです。
単純に時間をかければその分白髪は染まりやすくなります。
ただし、あまり時間を長くおくと髪の毛が傷むため、時間を伸ばすのは5分程度にしてください。
頭皮をいたわる意味でも注意をしながら行いましょう。
ただし5分以上時間をおくと、髪の毛や頭皮に負担がかかる恐れもありますので、5分までとしてください。
3 1レベル暗めの色に変更する
根元の白髪が目立ってしまう場合、白髪染めを変更するのも良い手です。
今現在使っている白髪染めよりもレベルを1つ暗めの色に変更すれば、きれいに染まる場合も多いです。
もっと暗い色にすると白髪は染まりやすいですが、暗すぎると根元の白髪が生えてきた時に目立つようになってしまいます。
ですから、一気に暗い色を使うのではなく、1レベル暗めの色にするのがポイントです。
髪色よりも1レベル暗い色を根元に使ったほうがより自然に見えますよ。
毛先の白髪が染まらない時の対処法
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白髪染めで毛先が染まらない原因と対処法!美容師がやってるテクニックとは?
1 スタイリング剤を落としてから染める
毛先の白髪がうまく染まらない場合もあります。
そんな時にまず気をつけたいのが、スタイリング剤をきちんと落とすことです。
普段から髪の毛に使っている整髪料やオイル・ヘアースプレーは、白髪染めの邪魔になることがあります。
そんな時は、スタイリング剤をきちんと洗い流してから白髪染めを使うようにすると良いです。
スタイリング剤は意外な盲点で、そのせいで白髪が染まっていないと発想できない人は結構存在しています。
白髪染めの事前の準備として、何も付着していない髪の毛で行うことが大切です。
あまり気をつけていなかったわ。
2 白髪の多い部分には薬剤をたっぷりと塗る
毛先の白髪が染まらないときは、薬剤を塗る量を変化させることも対策として有効です。
白髪が多く見える箇所にはたっぷりと薬剤を塗ることで対処できます。
白髪染めを髪の毛に塗っていく時、部分的に塗る量を変化させる事は知らないとなかなかできません。
正しい知識を得ているのとそうでないのでは、対策の柔軟性に違いが出てくることを知ると良いです。
薬剤を塗る量を変えることに慣れると、どこに重点的にどのくらい塗るべきかが分かってきます。
逆に白髪の少ない所には、お薬を少なめに塗るように調節しています。
初めて知ったわ。ありがとう。
3 美容師に相談する
毛先の白髪がうまく染まらない時に、美容師に相談するという手もあります。
美容師に相談することで意外にあっさり解決することのはよくある話です。
例えば髪の毛が傷みすぎていると何をやっても染まらないケースがあります。
また、あまりに暗い色を使ってしまい髪の毛が暗くなりすぎると取り返しがつかなくなるので、早めにプロに相談するのは良い手段です。
より自然な仕上がりにするための工夫などもアドバイスがもらえることが多いですよ。
出来る限り対応させていただいています。
ただし実際に髪を見ないとわからないところもありますので、いちど髪の毛の状態を確認させていただいてからの方が確実だと思います。
どうしても白髪が染まらない人に試して欲しい3つの白髪染め
1回でも毛先まできれいに白髪が染まる人気のカラートリートメントです。
ぜひ参考にしてみてください。
① 利尻カラートリートメント
どうしても白髪がうまく染まらないという人には、利尻カラートリートメントがおすすめです。
市販のカラートリートメントの中では最も販売実績が多く、評判の良い口コミも多いです。
確実に白髪染めが行える事はもちろん、無添加や自然由来の成分などにもこだわっており、頭皮や髪の毛に優しいことが特徴です。
カラーバリエーションも豊富で、どんな人にでもマッチできるきれいな髪色を手に入れることができます。
一度の使用で、おしゃれで艶のある仕上がりになる人気のカラートリートメントです。
※関連記事
人気の白髪染めヘアカラートリートメントの比較!ルプルプと利尻どっちがいいの?
※ 商品の価格や詳細情報は公式サイトをご覧ください。
② 泡のトリートメントカラー(キラリ)
白髪がどうしても染まらないという人に試して欲しいのが、キラリの泡のトリートメントカラーです。
乾いた髪の毛全体に泡を塗り込むだけという手軽さが受けています。
色は3色から選べ、どんな髪色の人にも合わせやすいのが特徴です。
根元や分け目、全体の白髪にも染めやすい泡タイプで、細かいところまできれいに染まります。
素早くかつ髪の毛にやさしく、一度で濃く染まる白髪染めとして人気です。
美容成分も多数配合しており、地肌や髪の毛にも優しいカラートリートメントです。
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人気爆発!泡の白髪染めトリートメント【キラリ】!口コミがいい理由は
③ ルプルプカラートリートメント
ルプルプカラートリートメントも、白髪がうまく染まらない人に試して欲しい商品です。
長い年月をかけて丁寧に開発された商品で、綺麗で自然な仕上がりが特徴です。
白髪染めをすると髪の毛が傷んでしまうと考える人もいますが、ルプルプは保湿成分がふんだんに配合されており、使用する前よりも髪の毛がつやつやになったという感想を持つ人が多いです。
染まり具合も申し分なく、1度の使用で毛先までしっかりと白髪が染まります。
※関連記事
ルプルプヘアカラートリートメントで白髪が染まらない6つの原因と早く染まる方法
※ 商品の価格や詳細情報は公式サイトをご覧ください。
まとめ
原因を見極めることが改善するための最も近道です。
白髪染めでわからない事は気軽に美容師にご相談下さいね。
参考になりました。ありがとうね。
また質問があったら気軽に相談させていただくわね。
その時はよろしく!
(怒らせないで済んでよかった。。笑)
以上、(【白髪染め】白髪がきれいに染まらない理由と対処法)でした。