円形脱毛症には放置していても治っていく症状と、放置すると危険な症状があります。
今回は放置すると危険な円形脱毛症の特徴について紹介していきます。
こんにちは！一条隼人です。
放置していても大丈夫な円形脱毛症とは、頭皮に1つだけできる円形脱毛症です。
逆に放置すると危険な円形脱毛症とは、頭皮に2つ以上の症状が出ている場合です。
僕もこれまでに円形脱毛症を10回以上発症しています。
なぜ放置しておくと危険なのか？？体験談を交えて紹介していきますね。
放置すると危険な円形脱毛症があるんですか？
特徴を詳しく教えてほしいです。
（モン太さんは白髪と薄毛を気にしている50代のサルさんです。過去に円形脱毛症になっているので心配しています。）
オーケーです。一緒に勉強していきましょう。
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目次
放置すると危険な円形脱毛症の特徴とは？
放置すると危険な円形脱毛症の特徴とは、ズバリこの2つです。
どんどん広がっていく円形脱毛症
頭皮に2つ以上できた円形脱毛症
この2つの症状の場合は放置すると絶対に危険です。
詳しく紹介していきます。
どんどん広がっていく円形脱毛症
小さい円形脱毛症でも周りの髪の毛が簡単に抜けて症状が広がっていく場合は、放置するとさらに大きくなる危険性があります。
徐々に大きくなっていく円形脱毛症の場合は、なるべく小さい時に専門医に相談した方が良い症状です。
小さい円形脱毛症のままで、大きくならずに症状が悪化しない場合は、自然に1年以内で80%が改善すると言われています。
小さな円形脱毛症を発見した時は症状が悪化していないか、必ず毎日頭皮をチェックしましょう。
徐々に広がっていく円形脱毛症の場合は、そのまま放置すると症状が悪化していきますので、早めに対処しましょう。
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ハイ！ 毎日頭皮チェックをいたします！
GOODです。笑
頭皮に2つ以上できた円形脱毛症
頭皮に2つ以上の円形脱毛症ができている場合は、これを多発型円形脱毛症といい、症状のレベルとしては少し危険な状態です。
多発型円形脱毛症は改善にも少し時間がかかりますし、治ってはまたできる場合も多いです。
また2つ以上、3つ4つとできる場合もあり、一つ一つの円形脱毛症が大きくなってつながる場合もあります。
頭皮に1つだけの円形脱毛症ですと症状は軽いので、そのままにしておいても良い場合もありますが、頭皮に2つ以上円形脱毛症がある場合は、放置すると危険です。
すぐに専門医に相談しましょう。
円形脱毛症を発見した際には、頭皮に何個できているかも必ずチェックしてください。
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放置すると良くない円形脱毛症の特徴は、
大きくなっていく症状と頭皮に2つ以上の円形脱毛症がある場合ですね。
そうです！円形脱毛症発見したときは、こまめに頭皮チェックをしましょうね。
はい。
円形脱毛症は症状によって病気の重さが違います。
モン太さん。ここからは円形脱毛症の種類を見ていきましょうね。
よろしくお願いします。
円形脱毛症の症状の種類
1 単発型
円形脱毛症の単発型は、比較的軽度のレベルであり、最もかかる人の割合も多い円形脱毛症です。
頭皮に小さな丸いハゲができるので、自分で見つける人も多いです。
髪の毛の長い女性であれば自分で見えない所にできていて、知らないうちに改善している場合もあります。
頭皮に1つだけできる円形脱毛症は円形脱毛症の中では最も症状が軽く、治療をしなくても1年以内でほとんど治る症状だと言われています。
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僕が昔なった円形脱毛症も頭皮に1つだけでした！
だから早く治ったんですね。
そのようですね。
次は頭皮に2つ以上の円形脱毛症ができる症状を紹介します。
2 多発型
通常の円形脱毛症から細分化したのが多発型であり、丸い形でハゲのできた部分がいくつもある状態です。
単発型は1ヶ所だけの脱毛に対して、多発型は円形脱毛症の複数の脱毛箇所があります。
脱毛している箇所が多く症状も割と固定をしている場合は、ステロイド局所注射の治療もありますが、脱毛範囲が広い場合は局所免疫療法も適した治療です。
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多発型は僕は何回も経験しています。
単発型よりも改善するまでには時間がかかりますが、まだ完治しやすい種類なので慌てずに対処しましょうね。
はい。2つ以上ハゲを発見した時は要注意ですね。
3 蛇行型
蛇がまるで地を這うような形で、蛇行したようにハゲるのが蛇行型であり、脱毛が起きる場所も広範囲の症状です。
円形にハゲた部分がいくつもつながることで、結果的に広い範囲がハゲて見える蛇行型になります。
他の脱毛症の種類よりも早期発見と対策が必要と言われるのは、脱毛が進行をしやすくて、治療をしても改善までに長い時間が必要になるからです。
蛇行型は放置すると危険な種類！！と覚えておいてください。
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4 全頭型
頭皮の髪の毛が一部分だけではなく、生えていた毛がほとんど抜け落ちてしまうのが全頭型です。
円形状のハゲが進行して大きく重傷化してしまい、結果的に頭部全体へと広がります。
前兆にもなる自覚症状がないため気が付きにくく、急に髪の毛が抜けます。
発症する際の男女の性別は関係なく、遺伝などが関係している可能性が高いと言われています。
5 全身型
頭部の一部分や複数個所のみにとどまることなく、頭部全体へと広がり、さらに髭や眉毛まで抜け落ち、全身の毛の脱毛がおこる症状が、全身型の円形脱毛症です。
軽度の自然に治る円形脱毛症とは違い、完治をするのが難しい病気ですが、専門医の指導の下で根気よくケアをしていくことが必要になります。
全身脱毛症がなぜ発症をするかは原因不明ですが、自己免疫異常が関与している可能性が高いと言われています。
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治らないと言われている全身円形脱毛症（汎発性脱毛症）の完治例
ここからは僕が実際になった、円形脱毛症の体験談を紹介します。
僕は放置すると危険な多発型円形脱毛症も何度か経験しています。
どのような症状なのか？？
特徴を詳しくわかりやすく紹介しますね。
体験談
僕は、多発型円形脱毛症になる前にも、単発型の円形脱毛症を3回ほど経験していましたので、円形脱毛症を発見しても、
あーっまたできた！！
くらいの感じで思っていました。
僕は仕事や生活で重い悩みやストレスを感じると、大体その1ヶ月後に円形脱毛症を発症していましたので、自分でもなんとなく、円形脱毛症ができる予兆（ストレス）を感じていました。
普段通りに髪の毛を触っていると抜け毛が多かったので、抜け毛の多い場所を見てみると、円形脱毛症ができていました。
抜け毛が多いと感じている時は、皆さんも地肌をチェックしてみるといいと思いますよ。
僕の円形脱毛症のできる場所はいつも大体同じだったので、その近くを見ていると、なんと！もう一つ小さい円形脱毛症を発見したのです。
今まではいつも1つだけの円形脱毛症だったので、初めて頭皮に2つできた時はちょっと焦りました。
もっともっと増えていくのではないか？？
と言う恐怖心があったからです。
これまでの円形脱毛症よりは禿げている部分は小さかったですが、もっと大きくなっていく可能性もあるので、とても怖かったのを覚えています。
後から調べて分かっつたのですが、2つ以上の円形脱毛症は症状が重いと言うことでした。
さすがに2つできた時は不安になり皮膚科に相談に行きました。
そうすると、皮膚科のドクターに、1つできている症状よりも重いと言われ、治療するかしないか判断することになりました。
結果から言うと症状があまり大きくならず、2つよりも増えなかったので、そのまま放置して様子を見ることになりました。
ただし円形脱毛症がさらに増えたり広がっていく場合は、治療をしなくてはいけないと先生に言われていました。
円形脱毛症は最初は小さいですが、徐々に大きくなっていく場合や、数が増えていく場合があります。
ですから禿げている部分が大きくなる症状や、数が増えていく場合は放置すると危険です。
円形脱毛症を発見したときには必ず、その後もこまめに症状をチェックして、
大きくなっていないか！
数が増えていないか！
だけは確認してくださいね。
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僕の体験談でした。
ここからは、円形脱毛症になる原因を紹介してこの記事を終わりたいと思います。
原因を知ることで対策方法も自分でわかる場合があります。
初めて円形脱毛症になってこの記事に訪れた方は、原因も知っておきましょうね。
円形脱毛症の原因
1 自己免疫疾患
人間の体内に備わった、免疫機能は体外から浸入をする、あらゆる浸入物を察知して攻撃するので、健康を維持するためには大切な機能です。
ですが、異常を起こした免疫機能は外敵ではなく、自分の健康な組織などを異物と判断して攻撃してしまうことがあり、これが自己免疫疾患と呼ばれる病気になります。
攻撃は激しいため毛根には強いダメージが加わり、健やかな毛髪さえも抜け落ちるほどです。
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自己免疫疾患とは、自分で自分を攻撃している感じなんですね
そのような感じです。
さらに、原因もしっかりとは解明されていないんです。
2 精神的なストレス
厳しい現代社会を駆け抜ける人にとって、常にストレスは隣り合わせですね。
そんな精神的ストレスも、円形脱脱毛症を招く原因の一つです。
過度のストレスは交感神経を緊張させますので、血管を収縮させてしまい血流の流れを悪くしてしまいます。
髪の毛には栄養が必要ですが、血流が悪くなると十分な栄養が行き届かなくなって脱毛につながるパターンもあります。
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円形脱毛症の原因はストレスでは無い！は本当？【経験者の感じた原因】
最近では、ストレスが円形脱毛症の直接的な原因では無いと言われていますが、僕は強いストレスを感じた後に必ず円形脱毛症になっていました。
直接的な原因では無いかもしれませんが、必ず関係していると思いますよ。
僕も昔円形脱毛症になった時はとても悩んでいた時です。
やっぱりストレスが関係しているんですね。
3 遺伝
円形脱毛症になる原因の一つとして、家族などから受け継ぐ遺伝も関係していることがわかっています。
家系をたどってみて円形脱毛症を発症している人が多いと、いつか自分も円形脱毛症になるのではないか！と不安に感じる人も多いと思いますが、体質の条件がそのまま遺伝につながることも多いので、必ず円形脱毛症になると言うわけではありません。
あくまでも統計上の遺伝の数値です。
遺伝は円形脱毛症だけではなく男性型脱毛（AGA）にも関係しています。
AGAは遺伝する事は知っていましたが、円形脱毛症も遺伝が関係するんですね。
4 ホルモンバランスの乱れ
ホルモンと脱毛症は切っても切れないほど密接な関係があり、ホルモンバランスが乱れることで脱毛症は起こります。
女性ホルモンが減少をすることで、毛髪の育成はこれまでよりも停滞してしまいます。
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産後の女性に脱毛症や円形脱毛症が多いのも、女性ホルモンの減少やホルモンバランスの乱れが原因だと言われています。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎や春や秋に症状が重くなる、国民病ともいわれるようになった花粉症など、あらゆるアレルギー疾患のある人も、円形脱毛症を発症しやすい人です。
アトピーの人は自己免疫疾患にかかっているなどで、免疫機能が低下していて、髪を健康に育てることが難しい状態だと言われています。
そのため、円形脱毛症との関連性が高いと報告されています。
アトピー性皮膚炎で円形脱毛症を発症した方は、アトピーを改善する治療が優先されるそうです。
ここまで円形脱毛症になる原因を紹介してきましたが、確実な円形脱毛症の原因はいまだに解明されていません。
ですから治療をお考えの方は専門医に相談しましょう。
ここからは日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライ2017年版を参考に、円形脱毛症に効果が期待されている治療法を紹介します。
円形脱毛症に効果的な治療法！円形脱毛症ガイドライン参照
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1 局所免疫療法
円形脱毛症ガイドラインでB（行うよう勧める）と評価されているのが局所免疫療法です。
局所免疫療法とは、発毛を促進させるために、かぶれの症状を一時的に起こします。
SADBEの物質によってかぶれを誘発していますので、サドベ療法やSADBE療法と呼ばれることもありますが、治療方法としては同じです。
皮膚表面に軽いかぶれを起こすことでT細胞を呼び寄せるので、毛根の破壊を免疫細胞のT細胞が食い止めます。
ステロイド注射
円形脱毛症に効果的な治療法としてはステロイド注射も、B（行うよう勧める）と評価されています。
注射をする際には皮下脂肪にあたるほどの深さではなく、真皮レベルまでですから比較的浅いところまでです。
脱毛が開始してからの期間がまだ短くて、円形脱毛症の範囲が狭いほど、注射をすることでの回復は早く、回復率もそれだけ高くなります。
円形脱毛症の治療相談は円形脱毛症の専門外来がある病院がオススメ
円形脱毛症の治療相談は、円形脱毛症の専門外来がある病院がオススメです。
円形脱毛症は、治療をしないでも回復する非常に軽度なケースもないわけではありません。
しかし、頭皮に2つ以上円形脱毛症がある場合は、症状が悪化しやすいため、専門医の指導を受けることをおすすめします。
円形脱毛症の専門外来は効果的な治療が受けられる医療機関であり、専用の治療薬やアドバイスを受けられる所も魅力です。
【ヘアメディカル】
公式サイト 頭髪クリニックだからこその135万人の治療実績（16年間）【ヘアメディカル】
東京駅近くにある円形脱毛症の専門外来がある髪の毛の総合病院です。
ヘアメディカルグループでは、ステロイド注射による治療を保険適用内の治療として行っています。
その他にも局所免疫療法も行っていますので、治療法でお困りの方は相談してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
最後にもう一度お伝えします。
放置すると危険な円形脱毛症の特徴とは、
大きくなっていく症状！
2つ以上の円形脱毛症がある症状！
この2つです。
円形脱毛症は症状が悪化していくことも考えられます。
初めて円形脱毛症になった方は早めに対処しましょう。
はい。
以上、（放置すると危険な円形脱毛症の症状とは！）でした。
